●フリラのDCR運用頻度を減らした理由

JARL-NEWSの挟み込みチラシが一因。アマバンドを消防団などの『業務』が出てくるのに『反対』しながら、自分がデジタル簡易無線（以下DCR）に出て『業務かぶりがどうのこうの』というのも『どうなんだかね』と思ったのがきっかけである。

【写真：ロールコールの参加は１波長時間占有の片棒担ぎなので止めた】
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◆ライセンスフリー無線で感じたこと。
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まぁ、DCR自体はレジャーユースも認められているから、

『全く出ない』ことはないのだが、

１波長時間占有するロールコールの参加は控えようと考えた。

もちろん、ライセンスフリー無線から、

アマチュア無線に入ってくれる人が増えればいいし、

その『きっかけ』がDCRとかだとGoodだと思うのだが。

 

 

約4か月、DCRを続けてみて『新規交信局数の伸び悩み』を、

2か月目くらいに感じた。

有志発刊のフリラ・コールブックによると、

2,000局超えとのことだが、

10エリアで割ったら1エリアあたり200局見当。

通常の到達距離を半径30kmで計ったら『新規交信伸び悩み』も、

当然の結果だと感じた。あながち間違いではないと思う。

 

 

ロールコールの参加局数平均が、概ね130局くらいと発表され、

エリア外優先タイムなどを考慮すると、

『あの凄まじいパイル』に参戦すること自体が『時間の浪費』。

 

 

そんなことをローカルと話をしていたら『FT8をやってみたら？』と、

アドバイスを得た。当初は『データ通信の面白みがわからん』と、

頑なに拒絶していたのだが『それは、オマエの悪い癖で「食わず嫌い」や。

フリラするんなら注文した新技適CBでやれや』と。 

 

 

もちろん、DCRがきっかけに知り合ったローカル各局との、

ご縁も大事にしていきたい。

 

 

しかし、総合的に考えると、

せめて長時間１波占有するRCの参加は、

自分にとってどの程度の価値があるのか、

まずはここを改めて静観してみよう、と相成った。

 

 

販売店の意見も聞いてみた。

私が購入する販売店は『基本的に業務無線としてDCRを扱っている。

いずれ大阪万博関連の工事が始まったらDCRのみならず、

フリラが使っているCB以外、満杯になる。

アマチュア無線の運用に軸足を戻したらどうか？』と。 

 

 

年末年始、いろいろ考えてみたが『せっかくFT8を始めたのだから、

やはり原点回帰してDXを中心にやっていこう』という結論に達した。

もっとも、DCRを廃局するとか、

そういうことではなく『DCRの運用頻度を減らし、

アマとフリラのバランス（90％：10％）を保つ』ということ。

 

 

そんな理由からDCR運用頻度を新年から減らしている。

最近まで『LCRと特小導入』も予定していたが、

販売店の社長からも『耳は２つ、口は１つ。

「ネコにこんばんわ（GE Cats！）」になるで』と、

茶化されたという経緯も。（不器用な私には使い切れない＝猫に小判の意）

 

 

業界も簡易無線が『第二のパーソナル無線化への危惧』もあり、

アマバンドが消防団などの業務に取られないように、

こちらに軸足を置きたい。 

 

 

まぁ、たまにDCRでCQ出すこともあると思うが、

従来のように定時CQで頻繁に出ることは、今後はない。

 

 

ローカルとの『簡易な連絡用』という『本来の目的』では、

DCRを継続使用するのは変わらない。

また、430MHz帯のDVモードでコードスケルチ（秘話みたいなもん）を、

設定して、無線関係のラグチューはやっている。  

 

 

どうあれ、アマバンドへの業務侵入に反対しながら、

業務無線での『CQCQ・・・』に関しては、

頻度を従来の10％程度に抑制し継続することにした。

 

 

ICOM社が、フリラ好みのRIGを作らないのは、

『業務無線とホビーユースとの線引きをはっきりしているから』と、

うかがった。アルインコはユーザーニーズを取り入れているが、

実際は業務ユース納入が99％以上とのこと。

 

 

静観していこうと思う。

 

 

今日も読んでもらって、毎度おおきに！！
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