スカタンな緊急事態宣言の裏側は『飲食店への罪滅ぼし』でもある。本来、一定数の感染者が拡大したら『もう、感染者抑制では追いつかない』。すると、どうなるかといえば『重症患者抑制』に方針を変える。それを『タカをくくっていた』のか、東京都知事の小池百合子が『やってる感の演出』のために『すていほおむ』を連呼。日本医師会の中川を引っ張り出して『今は大変なんですっ!』を訴える猿芝居を演じた。この狙いは・・・。
【写真:20時に閉店の時短に応じたら日額6万円が入るのは大きい】
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◆忘新年会シーズンをぐちゃぐちゃにした、罪滅ぼしの緊急事態宣言。
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医療現場の映像を垂れ流し『医療関係者に頭が下がる』ばかり言う。
私らから見たら『今まで千度、儲けてきたくせに』と思う。
だったら、こんな時くらい『しっかり仕事せえよ』だ。
実際、医療関係者の多くは『普通に職務をまっとうしている』だけ。
メディアが誇張しすぎなのは、言うまでもない。
夏以後、政治のイベントが目白押しだった。
その間、新コロも小康状態だったので『ほったらかし』。
寒くなれば、風邪の原因となるコロナ系ウイルスが活性化するのは、
私のような素人でもわかる。
このまま放置したら、また『スカタンな緊急事態宣言をやる』と感じていた。
Go Toキャンペーンで、人の往来を煽って、
寒くなったら『医療崩壊だぁ』と騒ぐ。
その原因に『会食』だの『宴会』だのと『飲食店』を悪者扱いしてきた。
結果、忘新年会シーズンは『ガタガタのボロボロ』に飲食の売上が落ちた。
しばらくの間は『飲食店を直撃する新コロ・・・』とか言って、
マスコミが『お馴染みの飲食店主』に『悲痛な叫び』とインタビュー。
もう、ほとんど『やらせ取材』である。
今は、飲食店へのインタビューが、テレビ画面から消えた。
緊急事態宣言とともに『飲食店への時短要請』をかけた。
さらに時短営業に応じた店舗には『日額6万円給付』ときた。
2月7日まで、ざっくり24日間時短営業に応じた店には、
営業日数に応じ、120万円から144万円支給される。
これは、休業しながら純利で入ってくるのだから飲食店も文句を言わない。
休業か20時閉店に応じ、その後の時間帯は『ゴーストタウン』である。
また、雇用調整助成金を適用しにくい店舗は『公の休業補償給付』ときた。
非正規のアルバイトやパートさんには嬉しい補償だろう。
そんな『罪滅ぼし』をするために『緊急事態宣言』なのだから笑えてくる。
さらに、飲食店と連鎖しているタクシー業界は『何の補償もない』。
これにも裏があって『体力の乏しいタクシー会社を淘汰させる』のが狙い。
運輸局は平均12%の減車要請をしてきたが、思うように進まなかった。
そこに『新コロがやってきた』のだから国交省にすれば『渡りに船』だ。
タクシー業界を突き放しておけば資金力のないタクシー会社は倒産。
自動的に『目標以上の減車が達成できる』のである。
タクシー業界は『規制緩和前』に戻したいのがホンネ。
ひいては『営収増加』が見込める。
もう、その調整弁は閉じても支障がない状態に近づいている。
むしろ、ドライバー不足にあえぐタクシー業界も『新コロは渡りに船』。
新コロ騒動で老若男女問わず『失業者』が、わんさか出ている。
今までのような過剰な台数だと『年寄り業界』のまま。
乗務員1人あたりの営収増が見込めると『世代交代』も可能になる。
若い人が一家を養えるくらいの収入が確保できるようになるのだ。
資金力のあるタクシー会社は『ポストコロナ時代』を見据え、
すでに新規就労者の募集広告を打ち始めている。
春頃までは緊急事態宣言の影響が残るものの、
宣言解除になれば『必ずリバウンドが生じて昨年の分まで取り返しがきく』。
緊急事態宣言とは『ダイエット』で、解除されたら『リバウンド』。
馬鹿馬鹿しい緊急事態宣言だが『これも、世の中の仕組み』。