昨日に引き続き『価値を買え』を書いてみたい。まだ『自分の居場所』が定まらず『無線界での「自分探し」』をしている局の多くが『ポチってしまった』と、似たような品物を買っている。価格で買うのは『その人の勝手』だが、ややもすれば『おばちゃんの買い物依存症』と、何ら変わりがない。憂さ晴らしに『100均でたくさん買った』と喜びつつ『あぁ、またモノが増えてしまった』と後悔・・・。価格で買っていると『キャッシュフローが狂った時点で、さらにフラストレーションがたまる』ことに。金額の大小は別にして『価格で買う』のは『価値がわからない』状態で『まだ、自分探し状態』なのだろう。長年、アマチュア無線をやっていると『羽振りの良かった社長業のハム』が、知らないうちに『無線が原因で破産』していたことも数件ではない。
【写真：FT8を始めてみたら『無線界の景色が変わった』。】
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◆自分の『ブランド化』を考えてみよう。
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最近、アマチュア無線を始める前に、
ライセンスフリー無線から入門する方が増えてきた。
これはこれで『いい傾向だ』と感じる。
しかし、そこから『自分はどうしたいのか？』が大事。
せっかく資格を取得しても『方向性が見えない』と、
なかなか『これだな！』という手ごたえを感じず、
似たようなところを『ぐるぐる回る』ことに。
まぁ、多くの経験を積むのは大事だとは思う。
人気モードの『FT8』が雑誌で特集されると、
ほぼ完売するのだから『関心が高い証拠』でもある。
かといって、誰でも彼でも簡単に運用できるとは限らない。
やはり『経験者にサポートしてもらった方が「早道」』でもある。
FT8に限らず『切れるパイ』や『持ち駒』を増やすのは大事。
そういうことを、きちんと教えてくれるお店と付き合った方が、
やはり『早道』で『長続き』することが多い。
どうしても『我流』でやりたい人は、ご自由に・・・。
▲本当に必要なモノか・・・？
自分ブランド化の話をしたい。
ブランド化ってのは『他人とは違う何か』を持たないと無理。
専門誌は『上級資格』や『CW』などを提案してくるが、
それも『自分ブランドづくりへの提案』だ。
独自ブランドを持っている販売店は、自分ブランドへの手伝いをしてくれる。
それは『魚のいないところで釣り糸を垂れて時間を浪費するだけ』だ。
さらに『ダンプカーの違法連絡通信』を耳にして腹を立てても、
私らから見たら『昼間に、そんな周波数を聴く「あなた」がよくない』。
そんな時間の浪費をするくらいなら『ホンモノの無線』を楽しんだら？。
やはり、HFの『F層反射』でDXを狙う方が精神衛生上、いいと考える。
・SSBでやるのか
・CWでやるのか
・FT8でやるのか
・RTTYでやるのか
・AMでやるのか
物事には『適材適所』がある。
▲Es依存症から、早く脱却した方が楽しみがいっぱい。
その適材適所を我流で身につけるには相当の時間がかかる。
ましてや『動画』や『SNS』は『発信者の主観』が多く、
ピュアな『あなた』は『染まってしまいやすい』。
玄人好みの販売店は『客観的』に『価値』を導いてくれる。
素人向けの販売店は『モノ売り』でしかないから、
とにかく在庫を豊富にして、仕切値を安くして仕入れ、
他店より安く売ったら『おしまい』で『運用のノーハウ』など、ない。
どこで買おうが、ユーザーの勝手・・・それもわかる。
しかし、食べ物屋さんのように『同じ店では食べないよね』とか、
いろんな反論が聞こえてくるが『それは「開き直り」』だ。
なぜ『おばちゃんのスーパーのはしご』みたいな買い方をするのだろう。
価格で買えるのは『自分の遊び方』や『自分の居場所』がある人のすること。
私ら、無線に関しては『まだまだ不勉強』で、
やはり諸先輩方が多く集まる販売店に通うことで、
いろんな勉強の場が得られている。
価格で買うと『上得意様扱い』の対応をしてくれるが『ただのカネヅル』。
高く感じても『遊び方』や『価値』を教えてくれる店と付き合う方がいい。
無線機など、少々高く買ったところで『数千円』も違わない。
ならば、数千円の差額に『授業料』が含まれていると考えられないだろうか。
・なぜ、JARLに入るか
・なぜ、QSLカードを発行するか
・なぜ、アワードやコンテストが話題になるか
そんな『疑問』や『質問』を持って取り組めば『結果が違ってくる』のだ。
せっかくの趣味。価格でなく『価値』で買おうではないか。
