●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●SNS断ちの必要性。

『あなたはSNSをしなくても生きていけますか・・・?』この質問に『イエス』と答えられる人は極少数派でないだろうか。スマホタブレット・ノートPCなどが1人1台時代になり、いつでもどこでもインターネットにつながっている環境は『当たり前』である。『欲しいモノ』があれば『その場で相場を調べて「一番安いモノ」を注文できる』ような『便利さ』には、10年前でも、ちょっと想像しにくかった。しかし、便利さゆえに、怖い落とし穴が・・・。
 

【写真:SNSで遊ぶ時間を、趣味に充てたらオーストラリアと交信できた】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆誰もが『依存症』の時代・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私は『アマチュア無線のデジタルモード通信依存症』である。
 
しかし、趣味は趣味だから『趣味に充てる時間』を決めている。
のべつまくなしに、無線で遊んでいる・・・ということはない。
たまたま『新コロ騒動下』の『緊急事態』とやらで、
 
仕事も時短営業になり、自由時間が増えた。それだけである。
 
・寝る前のSNSを『あと数分だけ』とか
・圏外など、わずかな時間でもネット接続できないとイラつく、とか
スマホなしの生活なんて考えられない、とか
 
そんなことは全くない。そもそもスマホ自体『持っていない』。
 
もちろんPCを無線機と接続しないと、
デジタルモード(FT8やFT4)の運用はできやしないし、
さらに、交信記録のデータをクラウド上にある、
交信確認サイト(eQSLやQRZ.comなど)にも接続する。
 
だから、デジタルデトックスといっても全て捨てようという提案ではない。
 
・無駄な時間
・面倒くさい人間関係
・それらが起因する体調不良
 
デジタルライフを快適に過ごすための『情報の片付け(断捨離)』提案だ。
 
少し大げさに映るかも知れないが、
一生会うこともない人から押し寄せてくる『情報洪水』に、
あるいは『刺激』に『流されている』のを、
少しでも正常化できれば・・・という思いで書いている。
 
ネットやスマホSNSに『使われている』怖さがある。
 
・本来は、
・使われるのではなく、
・使いたいときに、使うモノ
 
つまり『何のためのデジタルツールか?』を改めて考えてほしいのだ。
 
 
私は、SNSの無駄な時間を捨てて、
アマチュア無線を楽しむ時間を作り『国際的なAWARD(認定証)』も、
年月をかけて趣味を続けていくための『目標』にしている。
現実には、達成率など『1~13%』程度で『まだまだ』だが、
それでも、デジタルモードの交信を始めて3か月弱で、
国内のAWARDを5つ達成できた。
 
・AJD(全国10エリア交信)
・JCC-100(国内の100市との交信)
・JCC-200(国内の200市との交信)
・JCC-300(国内の300市との交信)
・WAJA(全47都道府県との交信)
 
まぁ、7MHz帯での運用だから『誰でもできるAWARD』で自慢にもならない。
 
実際に、SNS断ちをして本腰を入れて趣味に没頭すると、
『私たちの人生に本当に必要なのは情報でもテクノロジーでもない』と、
至極、カンタンなことに『今さらながら』気づいたのである。
 
しつこいが『何のためのデジタルツールなのか・・・?』。
 
アマチュア無線とPCを接続して運用するのは、
以前の『テレビゲーム依存』みたいなもので『1人で完結できる』。
しかしSNSが絡むと『他者からの承認を頻繁に求める』という、
いわゆる『承認欲求を満たしたい欲望にかられる』のが大きな特徴だ。
いつの間にやら『他者評価や支持をもらわないと気が済まなくなる』。
 
これが『SNSの怖いところ』だと、私は再認識した。
 
・きずな依存
・つながり依存
・マウントを取りたい依存
 
孤独を癒す・・・その『報酬』を得るために『ぶつぶつ、つぶやく』。
 
私が『モニター』している『SNS依存症』の人物は、
ほぼ3週間(21日周期)に1度は『高額の買い物』をしている。
黙って買って使えばいいものを『わざわざSNSで自慢』している。
 
ここまでは、よくある話だ。
 
実際に『リアル』で会ったことは昨年末1回だけであるが、
孤独を紛らせるために『買い物をしてマウントを取りたがる』のを感じ、
年が明けてから『この人たちとは距離をあけよう』と、
人間関係を断ち切るために『SNS断ち』を敢行したのである。
 
なぜ、そこまで大胆に人間関係をぶった切るのか・・・?。
 
・買い物依存
SNS依存
・自慢依存
 
だいたい、このテの依存症が進むと『うつ状態』になる。
 
・食事も外食が多く不規則で、
・買い物の都度『ドーパミン』が『大量分泌』され、
・何らかの体調不良に引っかかり、
・自律神経の不調をきたし、
・挙句は『うつ病』か『うつ状態』になるのが『お約束』だ。
 
本来のデジタルツールは・・・
 
1、情報収集
2、情報発信
3、時空を超えた『各種の手続き』
 
この程度でいい。しかしSNSで『つながり』が発生すると・・・
 
4、同調圧力が生じ
5、無目的に『使う』ようになり
6、そのコミュニティから抜けられなくなり
7、時間を浪費してしまう
8、結果、人間関係を損ねるだけでは済まず
9、体調不良から病気を発症する
 
SNS依存症は『進行性の病気』だ。
 
SNSを続ければ続けるほど『つながり』が広がる。
気づいた時には『自分の意志』でやめられない状況に陥る。
そして『精神的な疲労』や『ストレス』を感じていく。
 
モニターしている人物は・・・。
 
SNSのみならず動画サイトでも刺激を求め、
依存しているものから得た情報で『欲しいもの』が見つかると、
どんな手を使ってでも手に入れたいという欲求にかられている。
 
一連の動きを『探索行動』というのだが・・・。
 
仮に自重しようとしたら、
今度は『激しい禁断症状』を起こし、
家族との折り合いも悪くなる。
 
その裏付けに『買ったものを家族に隠す』という行動が証明している。
 
お酒でも、どんどん摂取量が増え『アルコール依存症』になる。
アルコール依存症は『薬物依存』なのだが、
中途半端におカネを使える立場だと『買い物依存症』を発症し、
脳内のドーパミンが大量分泌されて『薬物依存』と同様の症状に陥る。
ドーパミンにも『体に耐性』がつき『より多くの刺激』を求め、
さらなる大量分泌で自律神経に変調をきたす。
 
SNSでどんどんつながりたい
・買ったモノで遊びにいきたい
・やりたい、気になってしようがない
 
本来ならば、ここまできたら『治療』が必要だ。
 
 
詳しくは、この本に書いてある。
 
私も6年ほど前にFacebookSNS依存を感じ、
デジタルデトックスの本を買ったくらい『依存症』だった。
さらに、その前は『mixi中毒(ミク中)』に襲われた。
幸い、治療が必要、とまではいかなかったが。
 
何のためのデジタルツールなのか?、ここをよく考えてもらえれば嬉しい。

今日も読んでもらって、毎度おおきに!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※このブログは、筆者の『思考の格納庫』です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2021 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
#消費税ゼロ #アマチュア無線 #FT8










































※下記の広告は本記事とは無関係です。