●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●FT8の国内QSOで『Tx1』送出は、ほどほどで・・・。

FT8でDXとのQSO時、『Tx1』は省略しています。かといって『UR GL?』などと問われたことは『一度もありません』。特にコンディションが不安定な時季などは『簡潔に交信を成立させたいもの』です。いくらPCが自動で交信を進めるFT8だからといっても『ほったらかし運用』で『時間の浪費』は芳しくありませんね。自動と手動、適宜、切り替えて『スマートな運用』を心掛けたいものです。

【写真:1月3日、今年初のEU。もちろんTx1は省略で呼んだ】


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆GLの確認方法は『いろいろある』ので、Tx1に固執せず・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

何回もTX1(GL)を送ってくる局が多くいらっしゃいます。

 

国内の通常交信ならば『TX2』からスタートしても問題ありません。

TX1を1回送出するだけで『15秒』かかります。

これを『何回も送出されると「うざいやっちゃなぁ」』と思われがちです。

 

★うざい呼ばれ方(いつまでもTX1でGLを送ってくる局)★

1,GL付きで呼ばれる(15秒)

2,こちらは『レポート(写真では『-15dB』)』を送出(15秒)

3,また、GL付きで呼ばれる(15秒)(耳悪いんかい!)

4,こちらは、相変わらず『TX2』を送り続ける(15秒)

 


不毛な送信を『合計60秒』やるわけです。

 


★スマートな交信★

1,いきなりレポートを送られる(15秒)

2,こちらも『R-15』のレポートを返す(15秒)

3,相手は『RR73』を返してくれる(15秒)

4,こちらも『73』でファイナルを送って終了(15秒)

 


いかがでしょう。同じ60秒で『交信終了』するのです。

 


DXのF/Hモード等では『TX1』からスタートし『GL』は必要ですが、

国内同士の交信ならば、eQSLやhQSL、もちろん紙カードも含め、

何らかの交信確認証で『ログを埋めるのが可能』です。

DXも、LoTWに対応されていれば『Cfm』データで確認ができます。

 

私は、JARLのAWARD『WASA-HF』もやっているので最終的にはGLは必要です。

 

LoTWで『南米・チリ』の局との交信確認。GLの詳細も記載されています。


特に、HFのコンディションのアップダウンが激しい時間帯や時季等、

なるべく早く『交信を進めて成立させたい』のがホンネです。

DX相手に『ちんたらぽんたら』と『セオリー通り』に『TX1』を送り続けると、

せっかちな局は『JAのバカ野郎』と思いながら、

無視して『CQ』を出し始めることも多々です。

 

通常の交信なら『TX2』から進めても、特に問題はありません。

 


また、JAの局でハムログ・ユーザー登録されていれば、

相手局がハムログ・ユーザーのデータにGLを入れていることも多く、

そちらで確認することも可能ですし、

QRZ.com等で『見たければ見られる(GLが実態と合っているかは別です)』(笑)。

 


TX1をパスするには『TX1』を『ダブルクリック』すれば、

呼び回りでも、TX2から交信スタート可能です。

 


CQを出す側は、通常のコールサインで送出する場合は、

自動的に設定したGLが送出されます。

CQを出す際に『GL』が送出されていないと、

pskreporterに反映されませんので、

通常は『CQ JF3TBM PM74』で送出しています。

 

CQ側がGLを送っているからと、GLを返してもらう必要はあまり感じません。


尚、JF3TBM/QRPのように『ユニーク・コール』の場合は、

CQ送出時に、GLは省略されます。

GLが入らないため『pskreporter』には反映されず、

自分のCQがどこまで届いているのかは確認できません。

私は、/QRPを入れる前に『CQ JF3TBM PM74』を送出し、

どこまで届いているかの目安を『pskreporter』で確認しています。

 

まずは『何のために?』を、自分の頭で考えるのが大事ですね。


毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
Twitterにも掲載しますが、コメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。