●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●アマチュア無線と『カネ』の問題。

欲しいモノだらけの『無線界』ですね。一般に『沼』と呼ばれています。どんな趣味でも『沼』で『スタック』すると『なかなか抜けられないもの』です。私は、2013年3月に『IC-7100』シリーズが登場したとき、実機を見せてもらい『S/Nのすばらしさ(当時の技術力)』に惚れ込み、すぐに買いました。その資金は・・・。

【写真:購入から、まもなく10年のIC-7100M。使い倒していますヨ】
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◆おカネは『コツコツ』貯めますが、出所は『あぶく銭』です(笑)。
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2013年当時は『IC-9100が欲しいな』と思っていました。

 

その頃は、まだちょっと貯金も少なく、

おいそれと『IC-9100ちょうだい』とは言えませんでした。

小遣いの範囲で『先取り貯金』と『チップ貯金』を始めました。

▲たまに『夜勤希望』の『新人研修指導員』もやっています。

 

お客さんに『べんちゃら』を使って『チップを頂く』。

タクシー乗務員ならでは、です。

 

お客さんから頂いたチップで買ったもの・・・。

 

・自室のエアコン

通勤特急(通勤用のバイク)

・ハンディ機、数台(ID-31、TH-D74、DJ-G7)

・IC-7100M(10年間、使い倒しています)

・IC-705(今は社団局資産に移設)

・IC-7300M(最近、中古機の美品を購入。現在メーカーで点検中)

・パドル、モービルホイップ数本、その他、もろもろ・・・。

 

アマチュア無線は、無線機と同額か『その倍』以上、

アンテナに投資(浪費)しないと、

なかなか満足のいく運用につながりません。

 

自作のノーハウや、安価な市販品に手を加えるノーハウがあれば、

アンテナに莫大な費用をツッコむことも避けられます。

知識もノーハウもなく工夫ができなければ既製品を使います。

 

これも『どこまでやって、どこで止めるか』です。

 

ここから、少しシリアスな『おカネの話』をします。

 

・小遣いから『毎月、先取り貯金』をする

・お客さんからのチップ(雑収入)も貯金に回す

・先取り貯金と、チップ等の『雑収入』を『分けて管理』する

・通帳は、ゆうちょBKの『総合口座』と『定額貯金』の2種を用意する

・小遣い専用総合口座の残高は、

 紐付きの定額貯金と普通口座の合算で10万円程度

総合口座の定額貯金が30万円を超えたら、

 一旦解約して定額貯金専用口座に移す。(金利より『便利』を優先

 

要は小遣い用の普通預金総合口座)』の『残高』を『減らしておく』のです。

 

総合口座普通預金部分と、

・紐付きの定額貯金の90%が『いざ』のとき、

・自分が、自分に『融資(貸付)』できる感じにしておく。

・キャッシュカードは、VISAデビッドで『いざ』でも引き出せる。

・災害に備え、千円札9枚、小銭4千円程度(計:13,000円)は常備。

 

流行りのキャッシュレスに、踊らされないのも大事です。

 

定額貯金専用口座は、絶対に100万円を切らさない(先取り貯金分)

※小遣いで、100万円貯めるのは『計画性がないと無理』です

 

・毎月10,000円ずつ貯めるとして、年間で12万円、貯まります。

・これを8年間続ければ、96万円が貯まります。

・要は、8年と4か月で『誰でも100万円くらい、貯まる』のです。

 

チップのおカネは『雑収入』です。

 

給与所得者で雑収入が『年間20万円』を超えなかったら『非課税』ですね。

あたりまえですが『確定申告』しなくてもいいおカネです。

やりたければやってもいいですが、非課税なものをやる必要がないですね。

タクシーのチップなんて『年間』だと、しれています。

でも、きちんと管理して、残しておくと『欲しいモノ』があれば、

即金で決済できるのです。

 

チップを残しておくと『ハンディ機くらいなら、数か月で買えます』。

 

エエ歳した大人なら『当たり前』ですが、

コロナ禍のような『いざ』に備えておくのは大事です。

非常事態対策の『備蓄のおカネ』があったからこそ、

社会福祉協議会の緊急貸付などを受けずに、コロナ禍をしのぎました。

 

では、雑収入に関しては・・・。

 

自分で商いをしていた経験を活かして、

ちょっとした経理知識があれば『管理は簡単』です。

お客さんから頂くチップは『あぶく銭』なので、

ここから『欲しいものがあったら使う』ようにしています。

 

給与からの先取り貯金ではなく『自分の小遣い』から『先取り貯金』します。

 

自分の小遣いですから『全額、遣う』のも『自由』です。

かといって『欲しいものがあるから』と、

妻にねだったところで『小遣いで買えば?』と言われるのがオチです。

当然、家計から『亭主の道楽予算』など『即、却下』です。

 

家計の先取り貯金をアテにするのではなく、

『自分の小遣いから「先取り貯金」』に値打ちがある

 

さらに『少額』ながら『つみたてNISA』もやっています。

 

アマチュア無線でFT8を始めてから、

新興国の局数増加を見て『リスキーな新興国株』の投信も始めました。

年間40万円までは『非課税』なのが、いいですね。

 

当たり前ですが、亭主の道楽予算が家計に食い込んではいけない、です。

 

家計の方の『先取り貯金』に関しては『妻に任せて』います。

かといって『妻が内緒にしている』ことはなく、

お互いの『個人資産』や『家計上での総合資産』も把握しています。

 

・家計の先取り貯金

・総合的な資産

・小遣い範囲の資産形成

 

よく、高額商品を買った人が『保険の満期のカネで買った』とか言いますね。

 

これって『半分、ホンマ』で『半分、ウソ』です。

よく『法事で休みます』とか『親の介護で休みます』とかいうアレと同じ。

 

医療保険は?

終身保険ですか?

・貯蓄部分が多すぎませんか?

・払い損、しませんか?

・いくらの死亡保障ですか?

 

この質問で『ホンマ』か『ウソ』か、すぐに見抜けますよ、ホンマ(笑)。

 

どうなる?保険金等を受け取ったときの税金

▲ご参照ください(ま、今さら・・・ですがね)

 

そもそも『保険の満期のカネ』なんて、

所詮『保険屋にカモにされ「貯蓄部分の多い無駄な保険」』に入らされていただけ。

 

・妻は、元生保募集人で法人担当

・私は、過去に損保も扱っていた

 

へぇ~って思われる方もいらっしゃるでしょうね。

 

最初の就職先は『自動車ディーラー』で『富士火災』を扱い、

その時に取得した資格が活きて?、

広告屋時代には『東京海上のPL保険とか』も売りました。

 

広告屋が保険を扱う・・・?

 

・展示会やイベント、店舗関係でPL保険売るんです。

・新商品案件で、パンフ、カタログ、取説・・・PL法にも沿って広告を作ります

・協力工場が『ISO』を取得する際も『PL』を売る

・3S活動や、5S活動を積極的に行う企業にも『PL』を売る

 

損保は、自動車、火災、地震

いろいろありますが『企業向けPL』も扱います。

 

我が夫婦は『FP資格』こそ持っていませんが(いりません)、

フィナンシャル・アドバイザー程度は『デキるんです』(笑)。

 

こんな『背景』があって、

いくら欲しいものが出てきても『即決』はしません。

必ず置いておくおカネと、

遣っても惜しくないおカネは『分けて管理』します。

 

アマチュア無線は、自己管理が甘いと『勢い』で『散財』しがち、です。

 

何度も書いていますが、

アマチュア無線の沼にハマって、他人と比較して散財を繰り返し、

果ては『夜逃げ』や『無線破産』を『イヤ』というほど見てきました。

 

安く買い叩いた『訳アリ商品』が、まだいくつか実家に残っています。

 

・道楽の品を『クレジットカードで買わない』コト。

・道楽の品を『家族に内緒で買わない』コト。

・道楽の品を『コツコツ貯めた「いざのための資金」で買わない』コト。

・同じようなスペックの品を、流行りで買わないコト。

・不必要なのに『暇つぶし』で『道楽の店』に『行かない』コト。

 

私は、クレジットカードは持ちません。

さらに、スマホもまだ持っていません(会社のスマホは使いますが)。

キャッシュレスは『ICOCA』と『VISAデビッド』のみ。

※キャッシュレスも、だんだん面倒くさくなってキャッシュ派に戻ってきた。

 

商いをやっていたとき『受取手形』の『ジャンプ』や『不渡り』で苦労しました。

 

・勤めた会社を辞めたとき『おカネって、こんなに重みがあったのか』を実感

受取手形のジャンプや不渡りで、資金繰りで苦労した

・結果、傷が浅いうちに『廃業』で『債権債務処理』の経験

・当然、大阪地裁にも足を運ぶ

・結果が、官報に載る(破産事件ではありません。国金が許してくれません)

 

まぁ、なかなかできない『いい経験』をし、今は『糧』になりました。

 

そんな経験から『モノは大事に使う』のが身に付いています。

また、道楽雑誌の『売り手事情』も『きちんと見抜く目』を持ちました。

趣味だからカネがかかるのは当たり前・・・とは思わなくなりました。

 

多少はおカネもかかりますが『おカネをかけずに楽しめる工夫』が趣味でしょう。

 

もう、いい歳こいだオッサンが、

子供が玩具をねだるような買い物はしませんね。

必要なら『いいもの』を『吟味して買う』ものですし、

勢いで高額な品を買って『後悔』したり『開き直る』のは、いけません。

 

・いいものを、

・少しずつ減らしながら、

・長く使う。

 

これが成熟した『大人の金銭感覚』でしょう。

 

・決して『周囲の人』の『持ち物』を欲しがるとか、

・あるいは『高額商品を買って、見せびらかす』とか、

・はたまた『アイボール会』と称して『酒の力』で『勢い』をつけない。

 

要するに・・・。

 

・他人の持ち物を『欲しがらない』。

・不要不急のアイボール会には、顔を出さない。

・モノで金持ちぶらない。おカネは『通帳』にあれば『十分、おカネ持ち』。

 

これも『どこまでやって、どこで止めるか』です。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


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