業務無線のアンテナ基台は、コネクターではなく『M6ネジ』でエレメントをつなぐタイプが多いですね。430MHz帯に関しては、450MHz帯のタクシー無線のアンテナエレメントを『少し長さを足す』ことで運用していました。
【写真:20mmの高ナットを2つ重ねて作った、1200MHz1/4λホイップ】
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◆エレメントは『43mm』でした。
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・300÷1295≒232mm(一波長)。
・232mm÷4=58mm(1/4波長)
・同軸の芯線と基台部のM6ネジ長さ=15mm
・58mmー15mm=43mm
・M6の高ナット長=20mm×2個=40mm
・M6の高ナットをつなぐM6ビス長=25mm(高ナット内に収まる)
・ネジの頭の高さ=3mm
ごちゃごちゃ書きましたが、
20mm×2個+3mmのネジの頭=合計43mm
こんなテキトーなアンテナですが、
立派な『1/4λ・接地型ホイップアンテナ』です。
私が、普段、HFで使っている『物置小屋』にマグネット基台で運用する、
HF40CLと『理屈は、まったく同じ』なんですね。
このアンテナで『高槻クラブ』さんのロールコールにチェックインしました。
それも『0.3W(300mW)』で、チェックインできました。
チェックイン局が途切れつつある終盤にコールし、
キー局に状況を説明して『アップリンクでもRS53です』と、
予想外の『いいレポート』を頂きました。
当方運用地の門真市からキー局宅まで『約20km』です。
こんな、簡易なアンテナでも『へぇぇ、飛ぶもんだな』と、
改めて、1/4λホイップを見直しましたよ。
ちなみに、大阪の主要な『アナログFMレピーター』にもアクセスでき、
さらに、京都・左京区の『JP3YCS』も、0.3Wでアクセスできました。
さて、気になる『お値段』ですね。
・高ナット=60円×2個=120円
・M6×25mmネジ=140円
・合計=260円です(笑)。
すべてホームセンター(コーナン)の『ねじ売り場』で購入可です。
このテのアンテナは『ジャンクの銅線』でも簡単に作れます。
今度は、1/4λのGPを作ってみようと思っています。
UHFのアンテナは『机の上の工作』でできますし、
アンテナへの理解を深める上でも、
ぜひ『まずは、1/4λホイップやGPを作ってみて』と感じます。
ジャンク品のタクシー無線のアンテナ基台が、
M6だったのが、簡易アンテナ製作のヒントをくれました。
コネクターは、RIG側のSMAが1個だけですので、
基台とエレメントは『ほぼ、同軸直付け』にちかく、
減衰は『ケーブルロス』くらいかな・・・と。
まずは、作ってみましょう!。
毎度おおきに。ほんじゃーね!
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