●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●電波法施行規則の変更は『包括免許』なのか?。

 

【写真:一部の1アマYoutubeで『はしゃいでいる』が・・・】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆単なる『表記』の簡素化、です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

結論から言うと『手続き』や『表記』の簡素化です。

 

特に、これから資格試験を受けて、

アマチュア無線を始めよう!という方には、

免許手続きが『同時進行』でき『簡素化される』というものです。

 

とはいえ『工事設計書』ありきで、根本的な部分は変更なしと解釈しています。

 

私の友人に『第一級アマチュア無線技士』で、

大の『ピコシリーズ愛好家』がいます。

彼の免許状は『21MHz・50MHz』だけで『10W(表記)』です。

QRPに、ものすごくポリシーを持っています。

 

彼曰はく『勝手に1.9MHzからの包括は気にいらない』とご機嫌斜めでした。

 

既存局で『第一級をひけらかすのはイヤ』という局も、

意外といらして『どうなるのかな』と調べてみました。

 

10/14MHzには出ないが、他のバンドでCWやFT8は運用という前提です。

 

・CWをやるからには『3級』の従事者免許番号を

・工事設計書に書けば

・移動する局として表記される記号は『3AM』となる

 

あたりまえですが『1級』だからといって『包括1kW』にはなりません。

 

それは『工事設計書ありき』で『局免許』が下りるためで、

なおかつ、1kWになれば『落成検査』の対象ですね。

お役所が、勝手にお節介な免許をくれるほど、

この国の制度は優しくありません。

 

包括免許のようで、実際は『手続き書類の簡素化』です。

 

例えば『4,630kHzを外す』ならば、

従来通り、工事設計書で『4,630kHz』にチェックを入れなかったら済む。

3級以上だからといって既存局の場合、

既に4,630kHzを外した局免ならば、

改正後でも、お役所が勝手に4,630kHzを入れたりしません。

新規局、ライトユーザーには煩雑な手続きから解放される、だけの話しです。

 

そもそも、無線機もないのに出られもしない周波数が免許されるのか?

 

友人の『ピコユーザー』の場合、

『勝手に「1AM」なんて、ひけらかされるのはご免』と言っていて、

ならば『今のうちに3級の免番で工事設計書で変更しておけばいい』とアドバイス

 

実際に1級者でも、

現に4級従事者免許番号のみで局免許を下ろしている局もいます。

この方の場合も、改正後の表記は『4AM』とされます。

 

・1級を局免許情報で見せたい人は、工事設計書で1級の番号を書けばいい

・1級でも3級的運用を続けたい人は、工事設計書で3級の番号を書けばいい

 

どのライセンスの免番を工事設計書に記載するかは、個人の勝手というわけです。

 

また、三総通は2アマに転用できますが、

4級で工事設計書を作って、4級の指定事項の局免許を受けているとしても、

改正後に、お役所が勝手に三総通だからと、お節介な『2AM』はしません。

 

局免許の中身は『全て工事設計書どおり』は従来と変わらない、とのことです。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。