●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●ALL JA TEST(CW)

JARL主催の『ALL JA コンテスト』に参加してみました。

【写真:たまにはCWもやらないと・・・】
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◆耳がついていけなくなっているが・・・。
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世間は『ゴールデンウイーク』だそうで。

 

この時季、JARL主催のコンテストに『ALL JA』があります。

4月最終日曜日の前日21:00~最終日曜日の21:00(JST)に開催されます。

 

普段は、FT8ばかりに傾倒している昨今で、

久しぶりにCWで運用してみました。

振り返れば、この1年間は『コンテスト』くらいしか、

CWの運用をしていなかったせいか、

 

耳がついてくるのに、少し時間がかかりました。

 

とはいえ、すぐに勘が戻るのは嬉しいもので、

まだまだ、ボケには遠いのかな・・・と。

 

こんな調子ですので『RUN(CQを出す)』側はやめておき、

呼び回りに専念しました。(あかんなー)

 

何だかよくわかりませんが、

CQ TESTのリズミカルな音色を聴くと、

アドレナリンが出てきます。

 

残念ながら、出勤日でしたので『ほどほど運用』でした。

 

FT8があるから、普段は『ラク』なDigitalモード(トルコンAT)ばかり。

たまには、多少めんどくさいCW(5速マニュアルミッション)も。

 

ビギナー(CW初学者)の方に・・・。

 

CWは『ハードルが高い』印象だと思います。

とはいえ、コンテストは『打鍵速度が速いだけ』で、

コンテストナンバーは『ほぼ定型文』です。

phoneのロールコールと『中身は同じようなもん』です。

だったら、CWも『遊び』に加えてみてはいかがでしょう。

 

私がCW再開のデビューは『WPX CW TEST』でした。

 

確かに、相手の打鍵速度は速く感じる(事実として速い)と思います。

普段から『何とか、1分間100文字の受信練習』を繰り返し、

20~25WPMに慣れておけば、コンテスト参戦のハードルは下がります。

本気モードで取り組めば『1か月』ほど頑張ったら、

1分間100文字くらい、誰でも取れるようになります。

 

1分間60文字(旧1アマ欧文の試験)程度では・・・。

 

それ以上の速度になった途端『取れない!』という状態に陥ります。

最初から、1分間100文字の送受信練習を繰り返しておくと、

コンテストの『20~25WPM』に対応できます。

 

逆に言えば『1分間100文字がコンテストの標準速度』なのです。

 

スローCWでは、なかなかコンテストに飛び込めません。

コンテストは、CWデビューに『もってこいの場』です。

脳みそに汗をかくからこそ、身に付く・・・そんなもんじゃないでしょうか。

仕事でもステップアップできるのは『修羅場の場数』でしょ。

 

やらないから、いつまで経ってもCWができないのです。

 

1,まず、相手(CQを出している局)のコールサインを完璧に取る

2,どのようなコンテストナンバーを送っているかをメモしておく

3,コールサインとコンテストナンバーをメモできれば

4,CQ TEST JF3TBM TEST と相手が打ち終わったら

5,自分からコールしてみる(例:JL3YIQ)

6,当たり前ですが、自分のコールバックもわかるくらい受信練習しておく

7,相手からのコールバックが確認できれば

8,予め控えておいた『相手から送られてくるコンテストナンバー』を照合する

9,JL3YIQ 5NN 25M とコールバックとコンテストナンバーがいっぺんに送られる

10,自分の方は『5NN 25M』とだけ打つ(余計なことは打たなくてよい)

11,相手局が了解してくれれば『TU』とか打たれ、次のCQが出される

 

極論すれば、メモリーキーヤー使用で十分です。

 

1,1chに『JF3TBM』

2,3chに『5NN 25 M』

3,4chに『TU』

 

呼び回りで参戦するなら『この3つ』でコンテストにはコト足ります。

 

混信やQSBで『JF3 ?』とか『JF AGN?』とか打たれます。

そのときは、落ち着いて『1ch』のボタンを押して、

コールサインを再送し、完璧にコールサインを取ってくれるまでは、

勝手にコンテストナンバーを送らずに待ちましょう。

 

コールサインは取ってくれたものの『NR?』と打たれることも。

 

これは、コンテストナンバーを再送してくれの意なので、

落ち着いて『5NN 25 M』を送出すればいいのです。

モリーキーヤー使用の是非を問う方もいますが、

 

私は、初学者の方こそ、成功体験が大事だと思っています。

 

1,メモリーキーヤー使用だろうが

2,PCでの解析ソフトを併用しようが

3,交信が成立して『成功体験を増やす方が大事だ』と考えています。

 

ポリシー的に『CWはやらない』という方は、さておき・・・。

 

3級以上の資格を持っていて、

CWはやったことがなく、

50W出力だけのために、3アマを取った・・・のはもったいないです。

 

クソの役にも立たないロールコールを追いかけるのも結構ですが・・・。

 

仲間内の『なぁなぁ』になってくると、

次第に『キー局をやってくれ』とか言われて、

ムセンをすること=ロールコールに出るコト、になりがちです。

 

こうなると『自分で自分の「世間を狭くし、飽きる道を選んでいるかも」』です。

 

開局して数年は、ロールコールも楽しいでしょう。

しかし、アマチュア無線は『本来、1人でも十分堪能できる遊び』です。

基本的に、なぁなぁの仲間など『いらない』のです。

 

孤高に楽しめるのが、アマチュア無線でもあります。

 

せっかくモールスの送出が認められている資格をお持ちであれば、

尻込みして、避けているより『チャレンジしてみる』方が、

見える景色が変わってくるでしょう。

 

ロールコールを全否定はしませんが。

 

コンテストもロールコールも『やることは、ほぼ同じ』です。

だったら、腕試しと新たな分野の開拓に、

CWも追加されることを、オススメしたいと思っています。

 

4,630kHzの免許を受けている局も多いですが。

 

phoneで『CWわからないんですよねぇ』とか、よく聞きます。

だったら『どうして4,630kHzの免許を受けているのかな』と聞きたいです。

4,630kHzは『基本、和文』です。

 

欧文のCWすらできないクセに『飾り』で免許受けている方が恰好悪いでしょう。

 

まず、ご自身の受けた免許範囲を『しゃぶり倒す』。

その上で、やるやらないを決めた方が、

私は、そっちの方が『格好いい』と思いますよ。

 

モリーキーヤー使用は、決して格好悪いことではありません。

 

セオリー通り、電鍵を奮発して買って、

スローCWの練習や運用をしたところで、

せいぜい、近隣のCWクラブに引きずり込まれ、

ロールコールを追いかける運用に終始して、おしまいです。

 

コンテストのような『定型文のみ』に限定すれば・・・

 

高価なパドルなど『あっても、なくてもよい』くらい開き直って十分です。

極論すれば『TU』や『E E(ちょんちょん)』程度なら、

ホームセンターで『ピンポンスイッチ』を買ってきて、

簡易タテブレとしてデスクの隅に置いておけば、

コンテスト時の『応急用』には『必要にして十分』です。

 

先ずは『成功体験』を積むことです。

 

やらないから失敗も経験しないので、

成功したときの『喜び』が生まれるわけがありませんね。

仲間うちの『なぁなぁ』は、早く卒業しないと、

 

必ず数年後『飽き』がきて、開局7年くらいで完全に無線から疎遠になるのです。


毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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