●OTA(On The Air)

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●浅草の『いちご飴』は高いのか安いのか?。

浅草の浅草寺界隈で売られている『いちご飴』ってご存じでしょうか。いちごが数個、串刺しになっていて『あめ』のようなシロップがかけられている「お手軽なスイーツ』です。私も上京の機会に『食べたいな』と思っています。

【写真:だいたい『500円』が『相場』だそうで。高いですか?】
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◆スーパーマーケットで『いちご1パックは500円が相場』ですが。
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日本の苺は『世界一、美味しい』そうで。

 

・消費者の視点だと『観光地だから、ぼったくり商売なのじゃない?』

・市場的の視点だと『日本一の観光地で世界一美味い苺を500円なら安い』

 

スーパーマーケットなら、1パックで500円。

それも『20~30個』くらい入っていますね。

家に持って帰って、コンデンスミルクでもかければ、

これも『それなりに美味しい』です。

 

でもね、日本一級の集客を誇る観光地で苺飴を食べるのは、また格別です。

 

そもそもですが『仰々しいスイーツのお店』に入ったら、

相応のきれいな『入れ物』に盛られた苺にシロップがかけられているとして、

そんな上級のお店では『とても500円で食べられない』と思います。

 

あるいは、北新地のラウンジで『フルーツ』が出されたら・・・?。

 

お店にもよるでしょうけれど、

たかがフルーツの盛り合わせでも『ン千円』のお勘定になるでしょう。

阪神百貨店の地下の果物売り場で仕入れてきたとしても、

それは『仕入れ値』の話で『北新地のラウンジで盛られる』と、

そこには『北新地』『ラウンジ』『女の子』『その他の付加価値』があって、

 

ン千円のフル盛りも『美味しいね』と、おじさんたちは喜んで食べています。

 

▲食べてみたいと思いませんか。

 

さて、ここからが『本質の話』です。

 

JARLの会費が高いの安いの・・・。

赤字がどうしたこうした、

QSLカードの転送にかかる時間がかかり過ぎで、

『顧客をどう思っているのだ!』と、

鼻息が荒い『交信』を、よく耳にします。

 

確かに、QSLカードの転送はJARLの基幹事業です。

 

消費者目線だと『カード転送1枚当たりいくら』と計算機を叩き、

年間7,200円の会費を12か月で割って『月額600円』をはじき出します。

さらに、はがきの切手代63円で割ると『10枚以上発行しないと損』とか。

 

まぁ、あかんとは言いません。それぞれの『価値』に対する考え方ですから。

 

転送に1年かかっても『文句は言いつつ、会員を続けている局』も多いです。

また、カードのことしか眼中にない局は、

『1年もかかるのなら、eQSLやLoTWでいいからJARLには入らない』方もいます。

 

私は『他人様の価値観だから、どうでもいい』と思っています。

 

実際のところ、私自身『1か月に発行する紙カードは10枚以下の月も』あります。

でも、JARLには『別の価値』を感じていますから、

継続的に会費を納めています。

 

赤字が問題だ!とか鼻息が荒い人たちの一派もいます。

 

仮に年間300万円を内部留保の取り崩しがあるとして、

それを『赤字』として計上するなら『確かに、赤字』です。

さらに、28年間も値上げせず『据え置き』でやっているのですから、

よくも、こんなに社会の変化に耐えているなぁ・・・と、

JARLのそろばん勘定には、ある意味で頭が下がります。

 

赤字が問題なら、社会情勢を鑑みて『100円ほど値上げしたら一発で解決』です。

 

JARLも『自分たちの業務』に『誇り』をもって、

私たち会員に『その価値をJARL-NEWSなどを通じて伝えるべき』です。

いつまでも『公共料金のような決め方』をしているから、

JARLの一派に『つまらない訴訟』に『振り回される』と思いますよ。

 

そんなことを、浅草寺の『苺飴』の画像を見ながら、ふと思った次第です。

 

コロナ明けで、外国人ご一行様は、

日本円で何十万円もの旅費をかけて、訪日されています。

それも『日本の苺は、世界一美味しい』。

 

誰が、庶民のスーパーに寄って『いちご1パック500円』を買いますか?。

 

浅草・浅草寺仲見世界隈で売られている『苺飴』だからこそ、

そこで食べる『価値』があるから『たった数個の苺に500円払う』のですね。

北新地や銀座のラウンジで『フル盛り、ン千円』にも払うおじさんもいます。

あるいは京都の南禅寺で『たかが湯豆腐に1万円』も払う観光客もいます。

 

市場(マーケット感覚)でモノを見る方が、価値が理解しやすいのです。

 

アマチュア無線界の高齢化が止まりませんね。

しかし、JARLは『ジジババ』も大事にしていますが、

これからの後継者、つまり子供たちや若い世代にも力を入れ始めました。

ひょっとしたら『遅い!』のかもしれませんが、

諸外国は、JA各局が想像するより『若い人』が、

どんどんアマチュア無線界に入ってきています。

 

V/UHFに巣ごもりしていると、HFの『世界の市場性』が見えにくいです。

 

現役時代の延長で『労使交渉ごっこ』してる場合じゃないと、

私は思いますよ、ホンマ・・・。

 

上京されれば、怒ってばかりおらず『浅草寺の苺飴』でも食べてみてください。

 


毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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