在阪テレビは『四条大橋』『花見小路通』『清水坂』の『3点セット』で『インバウンドの連中が押し寄せる京都の映像』を『垂れ流す』。在阪テレビが、意外にも『昼間、全国ネットで垂れ流す』ものだから『あんなにインバウンドの連中が来ているなら、うるさいから、ヨソの町に行こう』と、京都を敬遠するし、在阪テレビも『京都をやめて、大阪に来て!』という『恣意的な意図が見え隠れ』。
【写真:市バスの『100系統』は『観光コース』のバスだが、誰でも乗れる】
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◆観光客が多い≒潤っている、というカンタンな図式にはならない。
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京都の観光産業は、全産業のうち『たった10%』である。
まあ、他都市の様子は『よくわからない』が、
概ね『5%くらい』だろうから、
京都における観光業のウエイトは、ちょっと大きいのかも知れない。
とはいえ、観光業界は『非正規雇用』が多く『持続可能な雇用創出』とは言い難い。
要するに『バイトさん』や『パートさん』が多くの業務を担う。
ホテルにしても、チェックアウト後のベッドメイキングとか、
フツーに考えても『パートさん』がやっているのは容易にわかる。
もっとわかりやすく、インバウンドが儲けさせてくれないことを述べる。
外国人に『八ツ橋』をはじめとする『和菓子』は売れない。
これも、右京区で和菓子店を営む親戚筋の談話の引用だが、
和菓子業界の主要取引先は『お茶関係』が多いし、
あるいは、日本人の『手土産』としての小売りが主体である。
そもそも、インバウンドは京都資本の企業にカネを落とさない。
東京資本の家電量販店、大手ドラッグストア、あるいは、百貨店等々。
先日も、百貨店やドラッグストアが『免税の過少申告』で『追徴課税』された。
インバウンドで儲けているところほど『さもしい』ことばかりやっている。
まちは『生活者のためにあるもの』だ。
税金を納めつつ、暮らしがよくなるのならまだしも、
観光客のための『まちの整備』なんて、どうかしている。
また、ただの古い木造家屋が『京町家』に指定されてしまうと、
ちょっとした修繕にしても『あれこれこまかいこと』を言われる。
近隣での『合意』とかも、不可欠である。
観光とは『光を観る』というが『光』があれば『影』もあるのだ。
京都のことを『よく知らない人』は『ただ見ているだけの人』で、
中身に入っていかないと『わからないことだらけ』である。
今、大阪は『万博』で躍起になっている。
国民の80%は『大阪関西万博なんか、まったく興味がない』。
そんなものより『この物価高をどないかせえ』と思っている。
私は『京都が先陣を切って、観光で滅びる見本になる』と感じる。
京都は観光ではなく、製造業の町であるのを知って頂ければありがたい。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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