【写真：大災害時には携帯電話は使えないことを想定し独自の通信手段を持つことが大切】
自然災害に対する備えの必要性が問われる中、いまだに曖昧性が感じられるのが現状です。ちょうど１年前、新潟中越地震が発生しましたが、災害に直面した人たちの悲惨な状況に接していながらも『次は我が身』と真剣に考えている人はまだまだ少ないと思います。災害対策は国の機関や地方自治体などの『防災関連機関』に頼っているだけではなく、生活者の１人１人が意識して日頃から備えていくことが必須課題なのです。
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◆考え方
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非常時対応に関した商品開発と取り組んでいくことは
必要かつ重要な課題です。世界中が人的災害にも対応
していかなければならない大変な状況下に立っている
のはみなさんもお気付きのことでしょう。
地震や津波による大災害が身近に起きていることをき
っかけに、非常時対応商品の開発が浮上している昨今
ですが、世の中の流れや問題点を速やかに取り上げて
商売に結びつけていくことも否めません。
でも従来の商売感覚ではいけないと思う
他の地域ではどうだかわかりませんが、こちら大阪で
は大半が『従来の商売感覚』のままに感じます。その
モノの価値などどうでもよく『安いでっせ』だけで、
ほとんどが『目先のことしか見ていない』のでは…？。
世の中は大きく変化しています
これからの時代において最重要課題は『機を見て敏』
だけでは通用しないということです。その商品の価値
をどう伝えるか・・・、ここが一番大切なんですね。
１）商品の作り手は誰か？
２）商品の提供者の考え方は？
３）商品自体の文科性は？
商品の中身がいかに素晴らしくても、その意味合いが
整っていても、その商品の『感性』の部分が欠けてい
ると『商品価値が受け入れられない』ということです。
１）意味情報
２）感性情報
簡単にいうと『意味情報』と『感性情報』の２つがき
ちんと含まれていなければ商品の価値がつかないとい
うことなんですね。要するに精神面の安心感と感性に
訴える『何か』が消費者の欲求を引き起こすんです。
その『何か』が問題ですね
非常時対応に関連した商品開発で大切なことは『いつ
出くわすかわからない』という『心理状態』を掘り下
げて考えることが一番大切なんですね。
多くの人が体験したことがない状況を想定してみる
大災害は多くの人が体験していないことなのですが、
テレビや新聞、インターネットで大きく伝えられてい
ます。マスコミもいたずらに恐怖を煽っているのでは
なく『日頃から備えだけはしておかねば・・・』とい
う気持ちを起こさせるために報道しているのです。
商売人はここをよく考えてくださいね
非常時対応に関連した商品開発で欠かせないことは、
非常時に伝えられる『直接情報』と『関連情報』を通
じて『消費者に訴えていくプロジェクトの発見』が必
要なんです。
自社商品を売込むだけではもはや通用しない時代です
また、消費者の中にも非常時対応に関した情報に詳し
い人や、日頃の生活の中でも『知恵』を働かせている
人も存在します。非常時対応関連の商品をビジネスと
して軌道に乗せていくためには、非常時対応に関して
しっかりとした考え方とイメージづくりが最優先課題
として取り組まなければいけないと考えます。
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
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