来年こそはCWデビューしたい!と思っている方も多いと思います。そこで、ちょっと姑息な手を使いながらも、今日から10日間で『即席CWデビューする方法』を伝授します。ちょっと気合を入れたらQSOパーティに間に合います。今や、1アマの試験ですら『電信』が法規に組み込まれた時代です。シンニアマに至っては『まったくモールスできません、TとEにしか聞こえません』という人も増えています。文明の利器を駆使して補助輪付きでCWデビューするのは『まったく、恥ずかしいことではない』のです。まず、やってみて『ハマりそう!』なら、パドルやタテブレを買えばいいのです。性に合わなかったら『やめたらいい』じゃないでしょうか。練習量も大事ですが、一番大事なのは『あなたの開き直りと「度胸」』じゃないでしょうかね。CQ hamradio誌やHAMworld誌で『こんな記事』が出ないのは、わざとCWを難しく聖域化しているのじゃないか、とか思ってしまいますね。あるいは、姑息な手を使うのを書くと『まともな記事にならない』から、正統派の記事になっているのだと、私は思います。FT8が『ほぼ自動化』しているのですから、CWも『半自動化』したって、バチは当たらないでしょう(笑)。今の時代、難しいことや技法は、成功体験を積んでからでも、構わないと私は思っています。
【写真:パドルなしで、CWデビューしてみよう(笑)】
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◆補助輪付きでも、自転車に『乗れた』のを、思い出しましょう。
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まず、PCに『Digital Sound CW』というフリーソフトを、
インストールしましょう。
これで『一旦は、受信をPCにお任せ』してしまいます。
それだけで、あなたの脳みそは『気楽』になります。
<特訓するのは、この2つだけ>
1,自分のコールサインを『25WPM』で受信できるように
2,同じく『599 5NN TU』を『25WPM』で受信できるように
それだけです。
受信を『PCにお任せするのは、相手局のコールサイン』です。
あるいは『5NN TU』以外に『何かを打ってきたこと』を、
PCに『解析してもらう』のです。
あなたは『RIG』の『メモリーキーヤー』に『送信事項』を入力するのみ。
<例>
・あなた:JF3TBM(メモリーキーヤー)
・相手局:JF3TBM GA UR 599 BK(PCに解析させた画面で確認)
・あなた:BK GA UR 5NN TU(メモリーキーヤー)
・相手局:TU CQ DE JL3YIQ JCC 2522 PSE K(PCに解析させた画面で確認)
ここでは、相手局からの送信内容を『PC解析』で確認していますが、
できるだけ『耳』で『自局のコールサイン』と『5NN』を聞き分けましょう。
ちなみに私のメモリーキーヤーには・・・
ch1:JF3TBM
ch2:BK GA UR
ch3:599 5NN
ch4:TU E E
この『4つのフレーズ』だけで、
5NN BK式QSOに対応しています。
ときどき『JF3?(・・ーー・・)』と打たれます。
混信やフェーディングで『取れなかった』ときに、
『・・ーー・・(?)』を返されます。
そのときは『ch1』の『JF3TBM』を『再送』すればいいのです。
電鍵を使わずに『交信完了まで、こぎつけられます!』。
要は、度胸だめしでいいのです。
教科書どおりに『タテブレ』だの『パドル』だの、
そういうのは『5NN式』で慣れてからでも十分かも知れません。
邪道だの、姑息だの、いろいろ思われる方もいらっしゃるでしょう。
私が思うに、RIGの機能までカネ払って買ったのだから『活用したらいい』です!。
<まとめ>
1,自局のコールサインのみ、高速でも受信できるよう耳を鍛える
2,599 5NN TU までは必須なので、高速受信できるように特訓する
※RIGを『CW』モードにして『ブレークイン』を切っておけば、
メモリーキーヤーを押して、サイドトーンの音だけを、
100回も聴けば、自局のコールサインくらい脳みそに刷り込みが入ります。
それを『毎日10分間、10日間』もやれば、
CWデビューだけなら『サルでもできる』ようになります。
★あなたに大事なのは『度胸』『開き直り』『成功体験の積み重ね』です!。
電鍵を使って『打つ』のが正統派ですが、
音楽の分野では『エレクトーン』などは、
伴奏など『自動演奏』の機能もあります。
電鍵を使って打つのが『ピアノ』なら、
メモリーキーヤーは『エレクトーンの自動演奏』に相当します。
初心者でもビッグバンドのような『舞台装置?』をつけて、
発表会に出て『経験を積む』『度胸をつける』のが『成長の近道』です。
今やメモリーキーヤーという『補助輪』を使っても恥ずかしくありません。
むしろ、コンテスト時に『CQを出す側』も、
メモリーキーヤーを使っているケースが多いです。
ロールコールのキー局も、メモリーキーヤーを使うと、
疲労度が、相当軽減され『キー局の負担』も減ります。
文明の利器を活用して『CWの成功体験』を積みませんか?。
<応用>
※相手局からの送信電文は『PCで確実に受信する』ことです。
・ch1:JF3TBM
・ch2:HNY 599 5NN
・ch3:NAME OTA OTA BK
・ch4:TU E E
これだけを、あらかじめメモリーキーヤーにセットしておけば、
相手局からの送信電文は、PCを見ながらロギングすればいいのです。
何か『打ちたいな』という方は『ホムセン』で、
ピンポンスイッチでも買ってきて『タテブレ代わり』に用意しておけばいいでしょう。
姑息と言われようが、こんなもの『遊び』ですから『出たもん勝ち』ですよ。
<おまけ>
また、サイドトーンを買ってきたときのままの方は、
ピッチ(音高)を『440Hz』にセットしてみましょう。
音楽で『音合わせする』際、オーボエで『ラ(A)』の音に合わせます。
ラの音は『A=440Hz』で世界標準の『調律の基準値』に決まっています。
RIGのノーマルで『600Hzや700Hz』は高音で、耳が疲れます(笑)。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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