ある交流会で名刺交換したとき、相手の方が『名刺を切らしていまして・・・』ときた。ならば別の用紙にでも書いて渡すのかと思いきや、ただ単に『ありがとうございます』と言い残し名刺入れにしまいこんだ。これでは『人のご縁』をつなぐことはできない。いくらかっこいいデザインの名刺を作っていようが、必要なときに切らしているようでは『名刺を作っていないのと同じこと』だ。名刺交換で名刺を切らす・・・人の縁も切っているのと同じこと。いくらおもしろいビジネスチャンスが飛び込んできても、名刺交換の場で名刺を切らしているような状態だとチャンスをチャンスと気づかず目の前を通過するだけ。もっと言えば、名刺交換をした場合でも『どれだけアフターフォローができるか』がビジネスで成功するひとつの条件。さらに言えば、あまり小さな文字で書いてある名刺は『ちょっと老眼が入った私らには少し辛いものがある』ということを頭の片隅にでもご記憶いただければありがたい。
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◆交流会での名刺切れに思う
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あなたは名刺入れに何枚の名刺を持って行動していま
すか？。私は自分の名刺を常時３０枚程度を持ち歩い
ています。
名刺は小切手と同じだからです
周囲から見たら『名刺コレクター』のように思われて
いるかも知れませんが、これもきちんと目的があって
名刺交換をさせていただいています。
名刺は現金と同じだからです
私の通常の名刺は『名刺サイズのチラシ』と表現して
います。チラシと呼ぶには理由がありまして、普通の
名刺より、かなり紙が薄いのが特長です。そう、Ａ４
の紙に１０枚丁付けして、レーザープリンターでプリ
ントアウトします。レーザープリントの場合だとＡ４
１枚にかかるコストが３０円程度ですから、１０丁付
だと、名刺１枚単価は３円程度になります。普通、印
刷屋さんに注文すると、１００枚で４千円程度かかり
ますから、１枚単価は４０円程度になるんですね。
社名と名前と住所と電話とメルアドしか書いてない
もったいないと思いませんか？
先日もある交流会で名刺交換したときのこと。相手の
方が『名刺が切れてしまいまして・・・』とおっしゃ
るんですね。さらに『この名刺、紙が薄すぎますよ』
ときたんですね。紙が薄かろうが、ぶ厚かろうが名刺
があるのとないのとでは大違いなんですね。
名刺はビジネス展開の入口だ
結局、名刺が切れても別の用紙に書いて渡すこともな
く、ただ『ありがとうございます』ともらっておくだ
け・・・。これでは新しいビジネスチャンスが訪れて
も気づかずに目の前を通過していくだけでしょう。
もったいない話しだ
ほとんどの方は『名刺の厚さ』に疑問を持ちません。
名刺の紙が、コピー用紙よりぶ厚いことに何の疑問も
持たず、それを『常識』と捉えているのですね。常識
にとらわれていたらぜんぜんおもしろくもない。
名刺交換のときにいかに印象をつけておくかが重要だ
ですよね。名刺交換のときに『おもろいやっちゃな』
という印象がないと『また会いたいな』とは思いませ
ん。さらに、名刺交換のときに『名刺が切れていまし
て・・・』といい、別の用紙にも書かないような人は
たぶん『人のご縁』に遠い人なのでしょう。
昔から金の切れ目は縁の切れ目なんていいますが・・
私は『縁の切れ目が金の切れ目』だと思います。紙の
厚さ薄さ云々以前に『名刺交換の場が予測されるとき
に、名刺を準備して来ない方がどうかしている』と思
います。若い方や社会経験が少ない方にアドバイス。
自分の分身である名刺は絶対に切らすな！
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
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