●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●盆休みくらいは仏教徒をしたら・・・


【写真:ちゃらけたヨメだが経文はソラで覚えている】


タクシー乗務員が客との会話の『3大タブー』は・・・


1、宗教のこと
2、プロ野球のこと
3、政治のこと


政治・宗教・思想・支持球団の話しはトラブルの元である。
世間法がわかっている乗務員は、
乗客と『3大タブー』の話題は避けていることが多い。
とはいえ、ここは『私のブログ』なので好きなように書くことにする。


さて、大手企業が『盆休み』に入っている。


最近は『盆休み』より『夏季休暇』という方が多いらしい。
夏季休暇だろうが盆休みだろうが、
多くの人は『この休暇を利用して墓参り』に行く。
そして多くの日本人は『仏教徒』でもある。
仏教徒でありながら『朝夕のお勤め』もしないし『読経』もできない。


信仰に厚い外国人は『不思議』がるのだ


実際のところ、一般人でお経をスラスラ読めるのは、
創価学会の人』か『よほど信心深い人』だ。
盆が過ぎたら『秋祭り』で『神社の神輿』をかつぐ。
冬になればクリスマスでドンチャン騒ぎ。
年が明ければ『有名神社』に『願掛け』にいく。


仏教徒らしいことは法事か葬式しかやっていない


そのクセ『商業施設化』した『パワースポット』を訪ね、
人の弱みにつけ込んだ『パワーストーン』などを買って喜ぶ。
家族で故人がいれば仏壇はあるものの、
お鈴を鳴らして合掌でおしまいである。
読経しようにもお経が読めないから坊さんを呼ぶしかない。


坊さんは『門徒モノ知らず』と門信徒をばかにしている


これでは相互の信頼関係など築けず、
いざお悔やみごとになってはじめて坊さんにカネを包んで、
夜伽、葬儀、法事と読経を有料でお願いしている。
さらに法名(戒名)などは別料金で、
檀家減少の昨今『宗教行事にいろいろカネがかかる仕組み』になっているのだ。


自分たちで読経なり手続きができれば坊さんは不要になる


坊さんも生活があるのだろうから仕方がないが、
『どうも、何か違うぞ』と『盆のころ』には『毎年感じる』のである。
日本は神道だのと言われているが、
実際に神棚がある家はほとんど見かけないし、
事業所などでは『申し訳程度』の『神棚のようなもの』が飾ってあるが、
多くは『ホームセンターで買ってきた』というシロモノだ。


そのくせ『スピリチュアル』や『パワースポット』を求める


イチバン身近なパワースポットは『家の仏壇』だ。
故人がいようがいまいが『仏教徒なら仏壇』を置き、
自分家(ち)の宗派のお経くらい読めてもいいのではないか。
プロの坊さんほど『スラスラ』読めなくてもバチは当たらない。
家の中のパワースポットと墓というパワースポットを清潔に保てば、
わざわざ商業施設化されたパワースポットに出向き、
土産物化したパワーストーンやお守りなどを求める必要もない。


もっとも日本人の一番の宗教観は『先祖供養』だと思う


だいたい宗教とは『生きていくための指針』であり、
お経は坊さんが死人や参列者に聞かせるものではない。
お経は漢字の羅列で難しそうだが『ただの漢文』だ。
今の日本語で『意味を説明した本』も数多く出回っている。


せめて自分家の宗派のお経くらい『意味』を知っていてもソンはしない


なに教でも、なに宗でも結構だが、
先祖供養と自分家の宗派のやり方で、
この盆の数日を過ごしてみてはいかがだろうか・・・。
盆をはじめ終戦の日日航機事故など、
この一週間は『風化させてはいけないことが多い』のだ。


宗教観を持つと、きっと、何かが見えてくると思う


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大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
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