●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●がんばり過ぎると・・・。

7月11日は、京阪電車が2回も『人身事故で運転見合わせ』になった。こういう痛ましい事故で、タクシーが繁忙になるとき、いつも複雑な気持ちになる。なぜ、電車に飛び込んで無様な最期を遂げなければならないのか・・・、と。



【写真:がんばり過ぎるからである】


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◆生きているだけで、丸儲けなのだが。
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明石家さんま氏の愛娘『IMARU』の名前の由来はご存知だろうか。


さんま氏は、1985年8月12日、
18時、羽田発大阪行き日本航空123便に搭乗予定だった。
だが、東京での収録が早く終わったので、
123便より前の便に搭乗し帰阪した。


予定便に乗っていたら、さんま氏も、IMARUちゃんもこの世にいない。


まぁ、さんま氏やIMARUちゃんが、
がんばっているのか、がんばっていないのか、
それは私はわからないが。


とにかく、生きているだけで丸儲け(IMARU)の考えには同感である。


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◆いつものネイチャークラブNPO
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人心離れが進み『組織としての試練の時期』を迎えている。


NPO法人化の準備期間を含めると、
活動期間は概ね『まる4年』である。
法人化して3年のはずだが、
『そろそろ成熟か衰退か』の岐路に立っている。


組織の『岐路』の時期は・・・。


会員の謀反、横領、詐欺、病気、事故等は、
組織が次のステージにあがるための『進級試験』である。
成熟期に入る直前は、組織上の問題が必ず生じる。
こうした『落とし穴』は避けられないが、
その障害を乗り越えることはできるのだが。


そのためにも『がんばらず、すべてうっちゃらかす』のがいい。


私がこの団体に常に警鐘を鳴らした『屏風』の例え。
あれこれ広げ過ぎると屏風のように倒れる。
さらにもがいて『行動で示す』と豪語すると、
ますます深みにハマり『立ち止まって考えることができなくなる』。
主宰者夫婦を除き『ほぼ全会員が団体と一線を引いている』。
年次総会を機に、さらに一線を引く人も出るだろう。


たかが余暇活動に『行動』だの『何のがんばり』が必要なのか不思議だ。


・役に立とうとしてしまう
・好かれようとしてしまう
・喜ばれようとしてしまう
・尽くそうとしてしまう
・助けようとしてしまう
・なんとかしようとしてしまう


そうしていないと『怖くてたまらない』のが見て取れる。
『行動で示す!』と鼻息を荒くして、
『口先だけの人はキライ』と豪語しないと・・・。


・会員から嫌われてしまう
・周囲から人が離れてしまう
・目の前の人・モノ・コト・カネ・情報が『大変なことになってしまう』


そう思っているから『怖い』のだ。


さらに、自分で『頑張ることが好き』『頑張る自分が好き』と、
自己暗示にかかってしまっているのだ。
自分の『存在価値』を信じていたら『そんなに頑張る必要はない』。


今の『もがき』の果ては『そんなに頑張らなくてよかったんだ』と思う時が来る。


だいたい、他人に尽くすという考え方が美化され過ぎている。
そこに『みんなで〇〇』という『みんな』を巻き込んで墓穴を掘る。
私にとって不思議なのは『なぜ、他人にそこまで尽くすのか』だ。


他人に尽くすヒマがあれば『自分に尽くす方が幸福を招く』。


それはFacebookなんかの『友達の数』で、
その人が『いかに他人に尽くす選択をしてしまっているか』が見て取れる。


私などリアルな対面のお付き合いばかりだ。


政治家やタレントなどの『人気商売人』はSNSの友人数も大事だろう。
だが、普通の生活をしている人は『親しい友人数など30〜50人』が限界だ。
昔、『笑っていいとも』というタモリが司会の番組があった。
そこでは『友達の友達は、みな友達』と言っていた。
だったら『まずは身近な友達と、きちんとお付き合いすればいい』のである。


友達の友達がみな友達とすれば。


・自分の友達:50人
・友達の友達:50人


かなり強引な計算だが『50人×50人=2,500人』にもなる。


身近な50人の友達にだけ『願望』や『ヴィジョン』をしつこく語っていたら、
案外、2,500人に伝わって『その0.3%の7〜8人』が、
『それなら、こういう方法や仕事があるよ』とアドバイスしてくれることもある。


交流会で1回会っただけで『友達』なんて、ちょっと不自然過ぎる。


友達の友達の友達・・・50×50×50人=125,000人?
ここまで友達を増やす人はいないし、
仮に、そこまで『自分の支持者』を作れたら、
今の仕事なんかさっさとやめて市長選挙にでも立候補すれば、
仰天の得票数でトップ当選間違いなしだ。
大東市なんかだと2,000票も取れれば市議会議員になれる。


そこまでやらないなら、テキトーに暮らせばいいのだ。


話しが飛躍し過ぎたが、
頑張り過ぎは『身の破滅』を招く。
下手を打てば『電車を止めて、私らタクシーが儲かる』
風が吹けば桶屋が儲かる、と同じような構図になる。


それって、イヤでしょう。


あれも、これもチャレンジしたいのは30歳代まで。
40歳代に乗っかれば『得意分野を伸ばす』しかない。


そのためには『引き算で何が残るか、一旦清算するのがいい』。


いつまでも『足し算』で『付け足し付け足し』ばかりやっていると、
引くに引けなくなるのが関の山だ。
そこにカネが絡んだりすると『責任問題』に発展する。


自分のやりたいことは、一体何なんだ?。


そろそろ、こういう考え方を持たないと、
せっかく『ゆとりのあるはずの余暇活動』が、
義務感に縛られて窮屈になって『身も心もおかしくなる』。


いい歳をして、いつまでも群れるんじゃない。


フィールドで活動したければ『ピン(1人)』でやってみたら、
案外、清々しい気持ちで取り組める。
大阪のおばちゃんのように『嫌われようが関係ない』くらいで、
誰かの役に立たなければ・・・のようなウルトラマンは卒業しよう。


もっと言えば『誰かに迷惑をかけ倒す』くらいでもいいだろう。


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▼ちきりんの日記▼
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★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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