●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★コミュニティ・ビジネスの時代が到来している<4>

jf3tbm2005-03-01

【写真:中小企業の淘汰が進もうが不良債権処理が進もうが、商人は強くたくましく生きていける。どてらい男の再放送を見たいものだ】




竹中平蔵大臣は『不良債権終結が見えた』なんて言っていますが『また希望的観測かいな〜』というのが正直な感想です。全国の金融機関が中小企業に貸し付けている融資総額は280兆円。そのうち100兆円(35%)が『焦げ付いている』ことが封印されています。担保の資産価値がピーク時の半分以下になっており、これまでは『大手』の債権処理を優先してきたために中小零細には『追加融資』などで延命させてきただけなんです。帝国データバンク・情報部によると、100兆円の強制処理が始まり、追い貸しが詰まったら『未曾有の連鎖倒産』が起きるとのこと。このまま景気が回復していくストーリーがあるなら聞いてみたいものです。


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◆中小企業の淘汰が始まる
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2月25日の午前、UFJ銀行のATMが原因不明のエラー
で動かなくなりました。私は『わざとやってんじゃな
いの?』と思いました。なんかね、取り付け騒ぎのシ
ュミレーションに見えるんですよね。




これも簡単な『金融封鎖』じゃないか・・・?




そういえば『みずほ銀行』が合併した日もATMが動かな
くなりました。その日も守口の焼き鳥屋で、疲弊し切
った『みずほ銀行員』がぼやきまくっていたのを思い
出します。




朝から謝りっぱなしだったんです・・・(気の毒に)




ところで、知っていますか?
東京三菱銀行に吸収合併されるUFJ系列の中小企業が、
まっ先に標的にされると囁かれていることを・・・。




ということは旧三和銀行系・・・大阪中心やないか?




ここまで中小零細が延命できたのは『超低金利』と
『追い貸し』のおかげ。数%でも利率が引き上げられ
たら、沈没する企業が相当数あるんです。




トリガーにならなきゃいいんだけど・・・




中小零細は『デフレ不況』でギリギリの状態です。給
与カット、残業手当てカット、従業員総管理職化、ボ
ーナスゼロ、厚生年金の脱退、そこに強行回収・・・。




大半の中小零細は倒産を覚悟するしかないのか・・・




現在の『不良債権処理』は本店扱いの大企業中心。
これが『支店扱い』の『中小零細』に不良債権処理の
ターゲットが移るんです。その理由なんですが・・・




地銀・信金・信組の回収前に都銀が先手を打ちたい・・・




日本はバブル以後、土地資産価格が半減し1200兆
円の『富』が消え去りました。担保だった土地は二束
三文になり、巨額の貸付融資だけが残り七転八倒




そんな会社は身の回りにもたくさんある




銀行はこれから回収と整理に本腰を入れてくるから、
いよいよ修羅場になると思います。未曾有の倒産ラッ
シュで失業者が溢れ出すんです。だからタコやき屋や
ラーメン屋、お好み焼き屋などの飲食店が急増してい
るんですね。飲食店の急増は淘汰の前触れ・・・。




個人ができるコミュニティビジネスを考えよう♪




もういちど『どてらい男』を見て勉強したいものだ。
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▼さぁ〜現在の日本国全体の財政赤字はいくらかな?
http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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