休日は『無線道楽』で遊んでいる。最新のアマチュア無線機で『航空無線』なんぞを聞いているのだが、昨今インターネットで『リアルタイムに世界中を飛んでいる航空機』が『レーダー』のように見られるようになった。『リアルに見える化』されると、本当に時代の流れを感じる。
【写真:20時前後の大阪の上空は伊丹空港へ向かう『到着ラッシュ』だ】
昔は、ある程度『この時間帯の到着機』は『頭に入っていた』。
伊丹空港しかないころ、
20時台は国内線・国際線とも、
到着ラッシュで、
航空管制も大変だったと思う。
1990年ごろ、韓国から帰国したとき・・・
当時の大韓航空722便は、
ソウル金浦空港発⇒大阪国際空港への最終便で、
18:30発20:00着だった。
20:00着は『今以上に到着ラッシュ』だ。
同時刻に、キャセイの香港便、タイのバンコク便、
そして大韓航空のソウル便が、
それぞれ集中して到着し、
入国審査は『およそ1,000人が殺到する』。
韓国からの帰国者は全員が『ニンニク』を食べている。
こちらはニンニクを食べているからニオイは全く気にならないが、
他の便からの乗客や入国審査官は、
さぞや臭かったことだろう。
そんなことを思い出しながら、航空無線を聞き『空に思いを馳せた』。
▲飛行機のアイコンをクリックしたら『フライト情報』まで映し出される
近年、関西空港や神戸空港もでき伊丹空港の負担は減っただろう。
とはいえ、大阪上空の空域は、
一旦は関西空港の管制下(KANSAI-APP/120.45MHz)に入る。
伊丹便は『ある地点』を過ぎたら、
伊丹空港の管制下(OSAKA-TOWER)の空域に入り、
着陸態勢である。
▲伊丹空港に近づくとOSAKA-TOWER(118.10MHz)で交信する
OSAKA-TOWERは到着機だけではなく、
出発機の管制も行う。
伊丹⇒羽田便など関東方面に向かう航空機は、
私の家の上空を飛ぶのだが、
パソコンで『レーダーサイト』を見ていると、
ANAの何便が『今、上空を飛んでいるな』と、
実際の航空機の機影やエンジン音まで確認できる。
ただの航空オタクが喜んでいるだけだが・・・。
▲20:50を過ぎたら伊丹便の全便が到着し、関空便の到着ラッシュが続いている
関空は距離が離れているが接近機は高度があるので三重や香川あたりから聞こえる
▲関西空港のTOWERの周波数
航空無線は原則英語での交信だが、
使われる用語は限られている。
・高度を何フィートに降下(上昇)したい
・今の機首方向は何度です
・どこそこ地点に来たら位置通報せよ
・進入(アプローチ)を継続しなさい
・伊丹空港の32L滑走路に降りよ
まぁ、ざっと、こんな程度の交信だ
たまの休日は、道楽で遊ぶのも気分転換になっていいものである。
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※知的刺激の材料として活用いただくために、
あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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