●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●ベンチャーの原則。

他人に『誰もやらないことをやれ』と言われて『はい、やります』というような人は、ベンチャービジネスには向かない。『誰もやらないことをやろうぜ』と誘われて『おもしろいですね、やりましょう』という人も同様だ。誰かに誘われて、金魚の糞のようについていって、ベンチャービジネスができるのなら、今頃、日本は活気がみなぎり、総理大臣に言われなくても『1億総活躍社会』になっているはずだ。



【写真:ベンチャービジネスをやりたい人は、とことん考えてほしい】


ベンチャースピリットとは何だろうか。


『やれ』という『命令・指示』でやるものでもない。
『やりましょうよ』という『提案・勧誘』でやるものでもない。
『やった方がいいよ』という『推奨』でやるものでもない。


多数派に背を向ける資質がなければベンチャーなどやれない。


一定の価値ができあがっているものや、
すでにニーズが満たされているもの、
誰かと群れてやるようなものには、
本能的に背を向けても大丈夫な強靭な精神が必要だ。


だが、他人の言うことを聞かないという意味ではない。


1、情報
2、知識
3、ネットワーク


これらへの『飢え』を持ちつつ少数派の立場を維持するのだ。


飢えを持ちつつ背を向ける勇気がなければ、
あっという間に『既成』『多数』の波に飲まれる。
あたりまえだが趣味や道楽を10年程度封印する覚悟もいる。


そんな強靭な精神の持ち主は、ほとんどいない。


某国営放送ベンチャービジネスの特番を見かけるが、
ビジネスとして成功しているかどうかは置き去りにして、
『とりあえず、絵になる』という次元で番組を作っている。


受信料納入者への『提灯番組』だ。


同様に民放のワールドビジネスサテライトでも、
ときどきベンチャーの特集を見るが、
これも『日経新聞』からのリークネタだったり、
上場企業の関連会社の『広告企画』だったりする。


要は『ごますり番組』なのだ。


某国営放送は『皆さまの受信料』で成り立っているから、
受信料を納めている『お得意様』の小規模事業を、
おべんちゃらで番組にしたりする。


WBSもしかり、だ。


テレ東(テレビ東京)は日経新聞系だから、
上場企業は大事なスポンサーだ。
そのスポンサーの系列会社や関連先の事業なら、
番組紹介してもバチは当たらないだろうし、
もっといえば『有料で取材風の広告企画番組』の場合もあるだろう。


素人は『ころっ』っと、騙されるのである。


テレビの司会者が『どんな分野がベンチャーに向いていますか』とか、
とんちんかんな質問をゲストのコメンテーターに問いかけたりする。
こんな質問にコメンテーターが答えられるはずがない。


自分で考えて決断するのがベンチャーなのだ。


こんな認識の持ち主が、
大手既成メディアにどれだけいるのか、
はなはだ疑問である。


ベンチャーは『社会の少数派』が鉄則だ。


ソニーもホンダも松下(現パナソニック)も、
もともとは少数派でスタートしている。


1、小規模
2、孤独な環境から出発
3、多数派の誘惑を断固拒絶する


これが『ベンチャーの原則』であると思っている。


ほんまかいな・・・


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