●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●雑談は「人生を変える」こともある。

タクシー業務は、想像以上に乗客とのコミュニケーションを取る。過去に、新人研修(側乗研修)を行ったとき『こんなにコミュニケーションを取らないといけないのか・・・と思うよ』と、新米乗務員を脅かした。実際、ある程度のコミュニケーション能力があれば、ほとんどのトラブルは回避できる。コミュニケーションといっても、要は『雑談力』だ。雑談のスキルがあれば人生が変わることもある。幸か不幸かはわからないが、今の家内と知り合ったのも『肥後橋の居酒屋』で『商売上での雑談』がきっかけだ。



【写真:ラジオは雑談ネタの宝庫(北の宣伝放送を受信)】
    ※金正恩が、きのこの生産農場を視察したとか言っていた(4月8日放送分)


雑談から企画が生まれることもある。


かしこまった会議で『空気を変えよう』と休憩を挟むことがある。
この『休憩』のとき、タバコ吸いの人は『喫煙室』で『雑談』するし、
タバコを吸わない人もコーヒーを飲みながら『雑談』をする。


そこで『〇〇って、おもしろいと思うんですけどね』といい案が出ることも。


休憩が終わって上司が『君、さっきの案、ちょっと発表してくれない?』と、
企画案のプレゼンテーションに発展する場合もあるのだ。
もちろん『思いつき』だから『企画案』には不十分かも知れないが、
会議の方向性が見えれば『みんなでブラッシュアップ』して、
きちんとした企画案になる。


だが、雑談力を上げるには『事情通』であることも大事な要件だ。


いい大人が、社会人が『目の前の仕事の話』や、
『趣味』の話しかできないようでは、
ちょっとさみしいではないか。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆事情通になるには・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


いろんな本を読んだり、人に話を聞くのも、もちろん結構。


だが、何の本を読んだらいいか・・・迷うことも多々。
書店に行って本ばかり買っても経費がかかりすぎる。
人に話を聞くにしても『アポを取って・・・』となれば面倒くさい。
一番手っ取り早いのは『新聞を読む』を挙げるのだが・・・。


もっと、事情通になりたかったら『週刊誌を一週間かけて読み込むこと』だ。


もっとも、メディアには編集意図や思想も絡んでくるが、
一旦は、そういうのを除外して『読み込んでみる』のがいい。
まぁ、週刊誌といっても『ピンキリ』だ。
ゴシップばかり、うわさ話ばかり、芸能ニュースばかりのもある。


オススメは『新聞社系』の週刊誌。


それも、一週間かけて『一字一句、見逃さずに読み込む』のだ。
さらに、気にかかった記事は『ノート』や『手帳』に書き写したり、
何号の何ページの何というタイトルか・・・くらいのメモでもいい。


よく、新聞の記事を客先に持っていく営業マンがいるが・・・。


一般紙や経済紙は『ビジネスマンなら読んでいて当たり前』だ。
そんなものを客先に持参しても『よく勉強しているね』と、
愛想の『お褒めのお言葉』を頂いておしまい。
それよりも、週刊誌の方が『ネタを深堀り』している上に、
新聞ほどは読まれていないから『客先への手土産ネタ』には週刊誌の方がオススメだ。


けっこう、思いもかけない情報を入手できる。


時間があって、他にやることがなかったり、
やたら通勤や移動に時間がかかるときなど、
週刊誌の読み込みはおもしろい。


これも『雑談力の基礎体力訓練』と思えばいい。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆入手した情報を『自分のモノ』にするには・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


SNSが流行りだが『私生活を晒す(さらす)』ような運用が目立つ。


友人の数が増えたら『しがらみ』も増えるし、
思ったことも書けなくなる。
統計的に20%の支持者がいれば20%の反対派もいる。


友人が1,000人もいたら200人の反対派がいるのだ。


逆に200人の支持者もいる勘定になるのだが、
愛想で『いいね』をしてもらっても『雑談力向上』にはなりにくい。
そのうち『いいね』を意識したエントリーになると、
あんまり、読みに行こうとは思わなくなる。


今さら・・・の感があるが『ブログ』を書くのがいいと思う。


SNSは実名登録や紹介者が安全弁とされてきたが、
10年ほどSNSをやってみて『安全弁が逆に厄介』と思うようになった。
私がブログを続けているのは『雑談力の維持』が目的だし、
まぁ言えば、野球選手の素振りやキャッチボールのような『基礎づくり』だ。


ブログを書き続けていたら『雑談ネタ』に事欠かない。


入手した情報源は週刊誌だったり、書籍や新聞、他人の会話もある。
その情報に対して『自分はどう思うのか』をブログに書き綴れば、
雑談ネタどころか『何かに特化した専門分野』も見えてくる。
とにかく、情報のアンテナが高くなるし、
雑談力が高くなるのは『好奇心旺盛』の表れでもあり、
おまけに『表現力』も豊かになる。


実名で書くのに抵抗がある人は『気に入ったペンネーム』で書けば?。


ブログでは『自分の考え』を書くツールと割り切れば、
特段、コメント欄もトラックバックも不要だ。
こんなものでコミュニケーションを取ったところで、
実際に会って『雑談を膨らませる相手』など見つけにくい。


だから、私は、コメントなど面倒なものは受け付けていない。


SNSでのコミュニケーションも『ヒマつぶし』にはいいが、
やはり、実際に会っての『雑談』や『おしゃべり』にはかなわない。
世の中、いろんな娯楽があるが『一番安上がりな娯楽は雑談とおしゃべり』だ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆雑談が上手いと、チャンスをつかむ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


・生涯の伴侶を見つけられるかもしれない
・仕事で評価を得られるかもしれない
・楽しい人と、いつもお声がかかるかもしれない


飲み会や合コンで『浮く人』は『雑談』ができていないのだ。


まぁ、わざわざ、酒を飲むだけのために『会』などの必要があるのかと、
私は『飲み会』ってのには少々抵抗があるのだが、
52年も社会人をやっていたら『飲み会』には『飲み会用のネタ』を持って出かける。


せっかく、会費を払って、いろんな人と親交を深められるのだから雑談は必須だ。


よくよく考えてみてほしい。
デート中のカップルの会話など『雑談』ばかりだ。
夫婦の会話も『雑談』ばかりだし、
営業マンが商談のあと、延々と『雑談』を展開している。


雑談の中に、次の行動の『ヒント』が隠れている。


商談のあとの雑談から『提案ネタ』も見つかることも多く、
次回訪問時に『こんなの作ってきたんですけど、見てもらえます?』と、
きっちり『先方のニーズを捉えた提案』を持ち込む営業マンは、
いつも評価が高く『何かあれば、〇〇君に相談しよう』となる。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆究極の雑談
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


韓国の人と『竹島』の話題で盛り上がったことがある。


いろいろと『ケンケンガクガク』やったのだが、
結論が笑えてしまった。


竹島は日本のもの。独島は韓国のもの。それでいいじゃないか』だ。


いかが、だろうか。


雑談力を身につけたら、
必ず、人に話したくなる。
時には誤解を招くこともあるが、
おしなべて、いい方向に向くし、
悲観的なことが起きても楽観的に向き合える。


人生、ケセラセラ・・・でいいじゃないか。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2017 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



━━<AD>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


地下鉄:門真南駅/JR鴻池新田駅/京阪:門真市駅周辺での、
夜間タクシーのご用命はお気軽にお電話ください。


電話:080−6187−8665


・営業時間…18:00〜翌2:00
・定休日……毎週火曜日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
































※下記の広告は本記事とは無関係です。