日本航空・羽田発大阪行１２３便が墜落して、来月で３３周忌を迎える。若い人は『聞いたことがある』というくらいに風化してしまっている感があるが、私は『この事故が単なる交通事故の類ではない』と、この３２年間、ずっと疑問に感じていた。インターネットが普及し動画サイトなどで『操縦室内のボイスレコーダー』が『公開』されているが、これとて『編集された不自然さ』を感じるのである。
※日航123便事故：1985年8月12日・18時56分／CVR録音終了
【写真：ありし日の事故機、JA8119型機。事故後登録抹消】
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◆ネット動画は『都合よく編集されている』と思う。
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真相は、わからない。
だが、航空無線を聞くのが趣味のひとつに持つ私は、
コクピット内の会話や管制（東京コントロール）との交信に留まっているのが、
何となく、漠然とだが『不自然じゃないか？』と感じていた。
主に公開されている動画の音声記録は・・・。
・コクピット内の会話
・東京コントロールとの交信
・僅かな、客室乗務員との会話
これだけである。
普通、羽田−大阪便の運行だと、
東京コントロールの他に『カンパニーラジオ』といって、
地上との自社連絡の交信や、
客室と操縦室との電話連絡など、
公開されているボイスレコーダーに記録されているとされる会話以外に、
さまざまな『報告』『連絡』『相談』が行われる。
もちろん、あのような異常事態だから報連相どころではないのは理解できるが。
何年か前に『事故調の資料を破棄する動き』があって、
それを封印させないために『ボイスレコーダーの音声』を、
『勇敢なマスコミマンが極秘に入手して云々』というのを聞いて、
真に受けていた。
本当に破棄しているとしたら『秘密裏』に行うはずだ。
貴重かつ極秘な資料を破棄するとしたら、
なぜ、そんな情報が『勇敢なマスコミマンに流出するのか』。
どうも、合点がいかず『勇敢なマスコミマン』自体が、
仕組まれた『作り話』ではないかと思うようになってきた。
例えば、私には『オレンジエア』としか聞こえない音声が。
公開されている動画の音声の注釈が、
『オールエンジン』や『ボディギア』の両論がある。
エンジン自体は異常なく稼働していたのに、
オールエンジンなんて言葉が発せられる意味がどこにあるのだろうか。
無線家の耳で聞けば。
同じ周波数で東京コントロールと横田基地が同時発報しているみたい。
実際に、同時発報で混信していたら『AM波ならピー』とビート音があるはずだ。
だが、ビート音がなく『きれいに音声が重なってMIXされている』。
冷静に聞いたら、AM波での混信時にビート音が全くないのが不自然。
ここに気づかなかったのが無線家として情けない。
専門家ではないから、墜落の原因はさっぱりわからない。
気をつけて調べていかないと、
この手のネット情報は『陰謀説』『作り話』『ウソ』が多く、
さらに、再生産されて拡散していくのが怖い。
加えて言えば『破棄されるべき音声資料』ならば。
片っ端から削除されるはずが、
一向に動画サイトから削除されない。
ヘッドフォンで聞けば『明らかに切り貼り編集した点？』が見られる。
気づかすに鵜呑みにしていた自分が情けない。
たぶん、事故調の資料は破棄などされていないと思うし、そう信じたい。
それが、いつごろ『今だから公開できる』とオモテに出るのか、
これも見当がつかないが『少なくとも当時の首相が生きているうちは実現しない』。
ましてや、遺族の方々もご存命だから、
私らが生きているうちに真相が明らかになることはないのかも知れない。
そんなことを思っていた折。
当時、先輩方を事故で失った日航国際線の客室乗務員だった方が、
新たな出版をされるニュースが飛び込んできた。
詳細は、本記事の最後にURLをリンクしておくので、
関心がある方は、ぜひ覗いてみてほしいと思う。
もうすぐ、８月１２日を迎える。
仏道上は一区切りだが、
私は、どうもスッキリしないのだ。
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▼日航123便、あの日の記憶。天空の星たちへ。公式ブログ▼
http://tenku123.hateblo.jp/
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▼日航１２３便墜落の新事実（河出書房新社のサイト）▼
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309025940/
★ぜひ、お目通しいただければ幸いです★
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あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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