●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

設備投資周期

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◆恐慌
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資本主義経済では利潤追求のため、大量の商品を生産する一
方で、人件費を含むコストを低く押さえようとします。




あなたの会社でもそうでしょう?




生産が増大しても所得が充分に上がっていないので消費が振
るわないんですね。

1)商品の過剰生産が起こり
2)価格暴落
3)破産や失業……

景気循環の最悪の危機的局面が生ずることがあります。





それを『恐慌』といいます。



日本株式新聞(いわゆる日経)なんかを見ていると、景気が
回復したような記事が多くなりました。本当でしょうか?

小難しいことは省きますが、景気・不景気のサイクルは現実
に存在します。

1)設備投資循環…………………………………………11年
2)在庫投資循環………………………………………3〜4年
3)建設投資循環…………………………………………22年
4)技術革新循環…………………………………………55年
5)世界覇権循環………………………………………110年

この周期の基準は2)を除くと全て『太陽活動』に起因して
います。(2は地球の地軸の振れの周期)

太陽活動は11年周期が基準で、活動状況は『黒点数』の観
測でわかりますから誰でも予測が立てられます。

独立行政法人・情報通信機構のホームページ参照ください。
http://hirweb.nict.go.jp/index-j.html

簡単に言うと

1)太陽活動の変化(活発になったり、休息したり・・・)
       ↓
2)地球に届くエネルギー量が変化する
       ↓
3)地球が変調をきたし、気象に影響が出る
       ↓
4)農林水産業に影響が出る
       ↓
5)連鎖的に市場経済に影響が出る

それだけの話しなんですよ、本当は。

※全てが一度に影響が出るのではなく、一次産業から、じわ
 じわと連鎖的に動きます。その動きはまるで『ドミノ倒し』
 のようです。

また、2)の在庫投資循環については『地軸の首振り運動』
に起因しています。

ちなみに、太陽黒点数の直近のピークは2001年ごろで、
世間では『ネットバブル』『ITバブル』がありました。
その前は1990年ごろで、言わずと知れた『平成景気』。





次のどん底は2007〜2008年。




大きな設備投資をしようとしている企業の方々、よく考えて
行動にでてくださいね。(恐慌にならなきゃいいんだけど)
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