●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★コミュニティFMの経営安定化はいつ?

jf3tbm2005-01-08

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ボランティアに依存するコミュニティFMって……?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


▼まず、こちらをご覧いただければ・・・
http://d.hatena.ne.jp/from3/20050106
(フロムさんの大きなお世話〜コミュニティFM編)


以前から私のブログでも取り上げている『コミュニテ
ィFM』に『さらに特化した』ブログです。


コミュニティFMは、番組制作の多くを『ボランティア
・スタッフ』に依存している傾向が強いんですね。


私も『株式会社』である『民間放送局』がボランティ
アに依存するということがまるで理解できないんです。


それは『広告収入が上がっていて、なおかつ制作に仕
入れが発生しないボランティアという「無賃労働者」
を使っていたら放送局は丸儲けじゃん』ということに
もなるからです。


コミュニティFMの経営は苦しい』
『相当数が赤字』
『聞いている人がほとんどいない』


そんなことをよく囁かれるコミュニティFMですが・・


『喋りたかったら電波料払ってね』
『電波はタダじゃないよ』
総合通信局は電波できちんと商売してと言ってる』


などなどの言葉が出ているのも事実。(儲けてるやん)
まぁ、局によってまちまちなんでしょうけどね。


ところで、民間放送局は『CMの広告収入』で経営が成
り立っているのはご存じですよね。


番組の合間に入るCMの価値は『番組の面白さ』と『聴
取率』で決まります。そのCMを流す『時間を売る』の
が『放送局の営業マンの仕事』なんですね。


CMで広告される商品やサービスによって『効果的な時
間帯』や『効果的な番組』は変わってきますが、より
効果的にCMを流すためのアドバイスも含めた営業展開
が要求されるんですね。だから民間放送局の営業マン
は番組知識のみならず『エリア・マーケティング』な
ど幅広い知識が要求されるんです。


とはいえど、私が見聞きするコミュニティFMの現実は
常連のマニアックなリスナーが牛耳り、朝から晩まで
『メッセージくれ』『リクエストくれ』のくり返し。


ならば、番組も面白くないからほとんど聞かれないし
ボランティアに依存した番組しかできないのは『利権
絡みのおつきあいCM』しか入らないからなのかな……
と、ひとりで納得してしまいます。


エリア・マーケティングができる営業マンがいると、
コミュニティFMは『とんでもなく面白い広告媒体に生
まれ変わる』と思うんですが、あなたはいかがな風に
考えられますか?

▲20Wの電波でエリアを絞った放送を行うコミュニティFM
 これはいわば『スキマ産業』ではないか・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼さぁ〜現在の日本国全体の財政赤字はいくらかな?
http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2005 Taniguchi Tadashi
All Rights Reserved.