【２年前のある夜、守口市の焼鳥屋（人劇）さんで仲間と呑んでいた時のこと。『なんかムーブメントを起こしたいよね』と誰かが言いました。私は『缶コーヒーのプルトップ（写真）集めで車椅子もらえるってのはどう？ 昔からなんだかよくわからんけどウワサで聞くもんね…』と提案。いわゆる『都市伝説』なのですが…】
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◆スタートは酔っぱらいのたわごとでした。
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プルタブを集めて車椅子がもらえるってのは、単純に
アルミ廃材として売却して、その交換利益で車椅子を
購入して施設なんかに寄贈しようというもの。
プルタブはアルミ純度が高いから高く売れるんです。
これだけのことなんですが、事務局をやってくれてい
る仲間の女性が『活動の透明性を高めるために、新聞
を発行しますね』と言い出しました。
最初はＢ５判の両面だったのが、今やＢ５判×４頁。
さらに『活動のシンボルを作ろう』と『キャラクター
の「ぷるドッグ」』が誕生したり、旗やうちわ、『イ
ベント』と称して『プルゲット・ハイク』（缶拾いの
町歩き）などを繰り広げていると・・・。
大阪城公園のホームレスが『参加しよう』と。
大阪城公園のホームレスのおじさんが『好き放題生き
てきた人生の償いに・・・』と参加してくれました。
それが報道機関の耳に入り・・・。
毎日新聞が夕刊の社会面に掲載してくれました♪
もう半年前の新聞記事がいまだに活きていて、今度は
寝屋川市の小学生が騒ぎ出した。小学校の先生から事
務局に電話が入り『職員会議で検討したいから詳しく
教えてくれないか』。（職員会議ですよ〜）
口コミって、こういうもんなんですね。
新聞の威力はすごいですよね。掲載して数カ月で目標
の６００kgを軽々とクリア。車椅子は守口市役所に寄
贈し、市長の喜多洋三さんからもお礼状が届きました。
喜多市長、ありがとうございます。
手づくり新聞が一人歩きをして、足りない分はみんな
が勝手にコピーで『増刷』してくれています。印刷会
社の社員が『自分ところの会社の名前が載っている』
と喜んでいます。（手書き新聞に反応している♪）
君たち、印刷のプロだろ〜がっ！
新聞掲載から半年たった今でも、ウワサが広がってい
て和歌山や奈良（あの薬師寺さんも協力してくださっ
ています）さらに驚いたことに『東京の松戸市』から
も問い合わせが・・・。
どうやって松戸まで情報が届くのか・・・奇妙だ。
でね、おもしろいのは、飲食店は『お客さんのリピー
トにつながっている』とか、生命保険の外交員は『営
業訪問のネタに使わせてもらっています』とか。
これもいわゆるひとつの集客技術だ（長嶋かよ〜）
上手な外交員さんは『車椅子』から『年金保険』の話
題につなげて『契約』にこぎつけています。（あはは）
あっぱれ！
プル集めのコミュニティができている・・・
学習したこと・・・口コミは『伝染病』だった・・・。
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＜解説＞口コミのしかけづくり
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口コミは最大の広告宣伝・・・よく言いますよね。ど
うしたら『消費者がしゃべりたくなるのか』っていう
お話でした。
口コミは１人がしゃべる程度ではなかなか火がつかな
いですよね。１人がしゃべって、それに『連鎖的に火
が点いてエンジンのように「永久機関」のように動か
なきゃいけない』んです。
そう、自動車で言うなら『セルモーター』が必要。
１人が何十人、何百人にも伝える・・・そんな連鎖反
応が起きると『口コミ』になるんですねぇ。
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▼事務局のブログ▼
http://d.hatena.ne.jp/sinonomean
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
jf3tbm@yahoo.co.jp
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