●OTA(On The Air)

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★広告業界を斬り倒す

黒づくめの服を着て、派手なBGMつきの電子紙芝居で提案活動を展開する広告代理店の営業連中。彼らが持参するのは、目的不明のくだらない『イメージ広告』がほとんど。広告主も『有名になれば消費者が安心する』と丸め込まれて、ばかばかしいイメージ広告に大枚をはたく。喜ぶのは代理店の連中と、広告を出した企業の役員・従業員とその家族のみ。代理店の連中とて『会社』という名の『社会主義国』の一員で、外貨獲得(自社の売上確保)のために枠を売り飛ばして『ノルマを消化』しているだけにすぎない。提案を持ってきた代理店の連中に聞いてみたらどうか。『成果報酬でどうですか』と。たぶん、連中は広げた紙くず(プレゼン資料や企画書、提案書など)を片付けて、そそくさと逃げ帰るに違いない。広告業界なんて、所詮はヤクザな商売なんですよ。


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◆広告は代理店になんか頼んではいけない
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集客は広告代理店に頼んでも、それで集客できるかど
うかはわかりません。もうひとついえば『広告代理店
の連中が集客できる能力なんか持っていない』という
ことなんですな。




言ってる意味、わかりますか?




広告代理店ですら、自分のところの集客自体が怪しい
のですね。実際に関西で老舗の萬年社や大有社などの
中堅広告代理店が倒産したのも記憶に新しいところ。




代理店ですら自分のところの集客すらできていない




先日『広告収入は儲かる』と書きました。確かに、広
告収入があると儲かります。それは、ほとんどが粗利
益だからです。特に、駅看板やらテレビやラジオ、雑
誌、新聞などの『枠』が売れたら儲かります。




でも、そんなところにお金を使う奇特な人はわずかだ




一番、ばかばかしい広告は『イメージ広告』。以前に
も書きましたが、やたら写真が多くて、それでいて何
を伝えたいのか意味がわからないのが、イメージ広告
なんですねぇ。




喜ぶのは広告主とその家族だけです




そんなくだらない広告を、代理店の連中は『そろそろ
イメージアップのためにこんな広告をやりましょう』
と、くだらないデーターやらをプリントアウトした紙
くずだらけの『ご提案書』なるものを持参して、ヤク
ザよろしく『黒づくめの服』を着てやってくるんです。




お前ら葬式かよ?




パワーポイントなる『電子紙芝居』に派手なBGMを
付けて、くだらないプレゼンテーションを展開する。
それで、何がやりたいかというと『派手にお金を使っ
てうちで広告出してちょうだいよ(その方がうちは儲
かるんだから)』ということなんですね。




広告主も素人だから『その気』になっちゃうんだ




広告の世界って『ギョ〜カイ♪』って感じで、若い人
は憧れる業種なのかも知れませんが、その昔は、広告
屋は裏口や勝手口からしか入れてもらえなかったとて
も『ヤクザな業種だった』んです。




要するに『枠を売り飛ばしてそれでおしまい』




ね、とてもいいかげんでしょ。かと言って『コンサル
タント』もたいがい怪しいものがあります。料金なん
かを聞くと、弁護士みたく『私どもでは1時間に○万
円のフィーをいただくことになっています』とぬかす。




自信がないから『成果報酬です』とはいえない




こんなことばっかりやっているから、売上が低下する
と、まっ先にカットされるのが『広告宣伝費』なんで
すな。本当は、売上が低下したときこそ広告宣伝をや
らんといかんのに、企業側がいまいちよくわかってい
ないから、すぐに『削減』しようとするんです。




さらに売上が低下するのはあたりまえだ




まぁ、広告代理店の連中も『会社』という名の『社会
主義国』の一員で、その『お上』が決めた『ノルマ』
を消化しているに過ぎず、従業員は『なんとか給料を
上げたい。悪くても現状維持をしたい』と思っている
だけなんですな。そんなところに『収益』だの『集客』
だのを頼んで、いい結果が出るわけがなかろう。
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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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