どの企業も「コスト削減」は「永遠の課題」であり、
加えて、売上向上と「両輪」で考える必要があります。
1、この手作業はやめられないか・・・
2、この作業は減らせられないか・・・
3、違うものに置き換えられないか・・・
こういった考えを社員全員が持っていると、
その会社は必然的に業績がよくなっていくものです。
例えば通信費。
従来、NTTの回線があたりまえでしたが、
IP電話に変更することで、
基本料金を減らす・・・とか、
営業社員に対する携帯電話への連絡は、
極力「電子メール」で済ませるとか・・・。
事務機器は、常に新しい機器に更新していく・・・とか。
(必ず複合機にして、カウント料金を下がる、
ランニングコストも下がる・・・)
経費削減は「単に減らす」だけじゃなく、
浮いた経費を別の設備投資にも回して、
機械化や効率化を図るのが目的なんですね。
また、仕入先や購入先を見直していくのも大事です。
従来の料金を下がるように、
ダメ元で交渉してみる。
どうにもならなかったら、
別の業者をあたるのもひとつですし、
やってみる価値は大いにありますね。
例を挙げればSECOMを筆頭とする「警備保障」の業者。
別にSECOMでなくてもいいんじゃないか・・・
あるいは、地域に特化した警備会社だって、
山のようにあるわけで。
また、各種帳票類も経費削減の対象になりますね。
事務用品カタログを見ていると、
工夫次第で応用できたり、
オリジナルの帳票類を、
既製品に変更して、
工夫しながら紙の帳票類は最小限にして使う方法もありますね。
伝票類も、
手書き処理から、
パソコンの経理ソフトを導入して、
機械化し、
手作業を最小限に縮小するという方法もあるんですね。
あと、購入して間がない償却資産を、
リース会社に交渉して、
資産を一旦リース会社に売却して、
新たにリース契約しなおす「リースバック」という方法もあります。
ま、一番経費がかかるのが「人件費」なのですが、
これも「社内独立制度」という方法で、
人件費も大きくカットできますし(京都のMKタクシーが実践)、
いくらでも経費削減の方法があります。
また、飛び込み訪問のセールスマンも、
ムゲに断るんじゃなく、
とりあえず話を聞いてあげると、
なかなかおもしろい提案を持ってくる人もいます。
いずれにせよ、
経費を減らすだけじゃなく、
設備投資などと取り混ぜて、
効率化を図るのが重要だと考えます。
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