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●オセロゲームに学ぶ販売促進♪

最近の新製品で成功したケースをほとんど聞いたことがありません。爆発的に売れているような新製品は皆無ではないでしょうか・・・?。そこで、私が小学生の頃に爆発的に売れた『オセロゲーム』を例に検証してみようと思います。



【写真:素晴らしいデザインに成長した中国製オセロゲーム】


現在、どうして新製品が売れないのか・・・を考える前に、
オセロゲームが『なぜ流行ったか』ということと、
いまだに『根強いファンがいる』ということを考えながら、
新製品をどういう風に捉えていけばよいのかを考えます。




いいですか・・・?




オセロゲームは『ツクダヤ』という東京・浅草の玩具問屋から発売されました。
この『ツクダヤ』を調べていくと実に面白いことがわかりました。
問屋なのに当時は『1年に2回のヒットを放つ』という、
ツクダヤの佃社長が会社の方針にしていたというから面白い。




1年に2回のヒットは出ていますか・・・?




それも偶発的なヒットではなく、
『作られたヒット・エンド・ラン』にするんだから、
マーケティング戦略を駆使して成功させるという、
信念を持った社長さんだったのでしょう。




いいですか、ヒット・エンド・ランですよぉ〜(^^)v




記憶をたどれば、
小学館の『小学○年生』という月刊誌の『付録』で始めてみたように思います。
インターネットや図書館で調べてみてもやはり『付録』がスタートだった。




小学生の雑誌の付録ですがな!!




ここにいろんなストーリーがついてくるのです。
例えば『目の不自由な人が頭の中で考え出したゲームだ』とか、
『世界にない日本人のための日本人による日本人だけのゲームだ』とか、
今から考えれば『ホンマかいな』というツッコミを入れたくなるような、
まことしやかな?いろんないわく因縁がついているのも、
このオセロゲームなのであります。




本当かウソかはどうでもよくストーリー性が大事だと思う!!




ここからは『販売促進コンサルタント』の目線でお話ししますが、
オセロゲームには新製品として『成功する秘密』が隠されています。
それは『ストーリー』なのです。




逆にいえばストーリー性がないと売れないってことなんです




ストーリーがあるからこそ『口コミ』に乗る要素を多分に持っているし、
すでに30年前からマスコミ・マスプロ・マスセールスに乗せるのは、
『難しくなっている』と言われています。




そこに気づけよ!!




もうひとつ言えば『口コミ』というのは、
『確実な消費母体』を『持っている』ことが大前提。
あるデザイン関係者が『素人の口コミなんか・・・』と馬鹿にしていたが、
現実的に口コミを起こすのは『素人』だろう。
そこを仕掛けるのが『玄人』だろう。




違うか・・・?




ダッコちゃん人形は・・・?
オセロゲームは・・・?
BCLやアマチュア無線ブームはどやねん・・・?




仕掛けは玄人、口コミは素人だろう(^^)V




小学生向けの雑誌をパブリシティにして、
オセロゲームをどんどん『記事広告』のような形で紹介し、
『付録』でありながら『実物大模型』を届けたんでっしゃろ・・・?




しかも記事は『やらせ』じゃないの・・・?




もうひとつ言えば『オセロゲーム』は、
大人でも子供に勝てないときがあります。
将棋や囲碁は真剣にやれば大人が勝つのがほとんどですが、
オセロの場合はルールが非常に簡単なので、
大人でもやられてしまいます。




ま、この記事の狙いはお会いする機会があればお話ししましょう(^^)V




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