●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●狭い道路を歩こう

jf3tbm2007-10-05

【写真:昔の水路のあとにフタをした遊歩道(大阪府守口市内にて)】


狭い道・・・なんだか秘密の抜け道みたいでわくわくしますよね。常夜灯や道しるべ、古い民家やよろずや的なお店、神社や石橋などの建造物がたくさん残っています。それらは何も言いませんが、調べていくと歴史や環境を物語ってくれる『教材』なんですね。お年寄りに聞いてみれば『昔はこの道にバスが走っていたんだよ』『江戸時代からあった街道の脇道だったそうだ』『今は表通りに店が移ってしまったが、もともとはあそこに○○屋があったんだ』なんてお話が聞けたりします。100年程度の地域の変ぼうをたどるのに格好の窓口となる狭い道を歩けば、もうまち歩きの達人と言ってもいいのではないでしょうか。


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●まち歩きをしながら『町の年齢』を探ってみよう
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貴重な時間をつぶして、
まち歩きに出かけるのではなく、
空いた時間に、
近所をぶらぶらするのもいいんじゃないかと思います。




平日には平日にしか発見できない光景があります




例えば福祉施設や郵便局、役所の業務、日曜日に休む店舗、
工場や農作業、夕方の市場や商店街など、
休日に見るより平日の方がだんぜんおもしろいです。




歩く時は狭い道に発見があります




地図を眺めてみると必ず『道幅は狭いがけっこう長くまで続く、
くねくねと曲った道路』が発見できますね。
その道こそが都市化の変ぼうに飲み込まれて見えにくくなっている
歴史街道』なのです。




テレビ局の歴史街道よりもおもしろい♪




歴史街道といっても古代から続く『条理性』の道ではなく、
古くても明治時代くらいの地図に載っている道。
あるいはそこまで古くなくても昭和30年代以前には、
地域に存在した道なら十分におもしろい。




高度成長期の工事で造られた道でなければ、なおいい




近くに小学校があると、その町の年齢がよくわかります。
その学校区の大半を新興住宅が占めていると『幼年期』といえますし、
新しいお店や道路が整備され、
にぎやかになりつつあるところなら『青年期』。
すっかり落ち着いてしまったところなら『壮年期』、
商店街は寂れ古い宿場町や城下町の雰囲気が、
かすかに残っている町ならば『老年期』と見ていいでしょう。




まち歩きをしながら町のライフサイクルを考える




町づくりをテーマにする場合は、
町のライフサイクルを考えてみることも重要です。
地域の年齢を考えるということは、
いかにして地域を回春(若返り・再開発)させるか・・・、
というテーマに直結します。




あなたの町のライフサイクルはどのあたりでしょうか




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