●商売の定義 - ●OTA（On The Air）

jf3tbm2008-07-04

【写真：役に立つモノはロングセラーの見本。ホンダスーパーカブ】

最近起業した方々のお話しを聞いていますと、大きな勘違いをされている方々が多いことに気付きます。思いはわからんことはないのですが、大事なことを忘れています。あなたはいかがでしょうか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●商売に大事なこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まず『人の役に立つのか』ということ。
そして『どの分野で一番なのか』ということ。

この２つがないと商売にはなりません。

自動車メーカーのホンダは、
スーパーカブという商売に役立つバイクで、
常に一番でしょう。

さらに『Ｆ−１』という分野でも『世界一』ですよね。

ホンダは最初からＦ−１を目指していたわけじゃなく、
人の役に立つことを探して、
スーパーカブというベストセラーを作ってきました。
つまり『人の役に立つことで日銭が稼げる』ということなんですね。

役立つこと探しのアンテナが大事だと

先日も若手デザイナーが、
『日本の取説を変えたい』とか、
かなり熱く語っていましたが、
実際のところは『こだわり』ばかりで、
なかなか営業にならないとか。

そりゃそうだろう・・・

製品の取説なんて誰も読まない代物だし、
『取説を変えるんだ』って鼻息を荒くしても、
大して役に立たない説明書を変えて欲しいという、
ニーズすら掘り起こしは難しいと思うのですが・・・。
先ずはデザイナーならデザインで一番を取ってから、
熱く語って欲しい。