●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●大変化の時代・・・歴史に学ぼう

jf3tbm2008-07-19

【写真:JR西の保線車両】


JRは『慢心』の会社だと思う。人身事故だかで平気でダイヤが乱れて、形式的に『申し訳ありません』と車内アナウンスでお茶を濁す。人身事故の現場復旧も、辛気臭い。自らの命を絶って死んだ者と、今、生きている者と『どっちが大事やねん』と思うでしょう。国鉄時代ならば、ちゃっちゃと現場検証して復旧し、ダイヤの乱れも取り戻した。今やその面影はなく、客のクレームにビビリまくりで、『石橋を叩き倒して叩き壊している』のが実情だ。駅には駅長が不在で、若手のボンクラが『毎度ご乗車ありがとぉございますぅ〜』だの『架線にビニールが引っかかって点検作業をしたので15分遅れで運転しています』だのと、馬鹿げたことをのうのうと申し上げる。あとは『延着証明』をばら撒いておしまい。全く以って『大企業病』ではあるまいか・・・。


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●JRは顧客視点に立て!!
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JRに限らないが、
鉄道会社は昔から『乗せてやっている』式の、
殿様商売の業界だ。
言葉尻だけは『です』『ます』『ございます』でしゃべっているが、
中身は『おまえらを乗せてやっている』の状態。
『乗せてやっているからありがたく思え』みたいな。




インフラ産業を痛烈に批判していこうと思う




鉄道に限らずインフラ産業ってのは、
おしなべて殿様商売で、
会社自体が潰れることがありえないから、
どうしても社員の考え方に傲慢さが表れる。
絶対に潰れない会社とは、
腐りきった役所の体質と変わらない。
ボクの仕事仲間に大阪ガス関西電力のOBがいるが、
みんな口を揃えて『アホとボンクラばっかしの会社や』という。




インフラ産業は『ボンクラ産業』ということか・・・?




インフラ産業は、
形式的に株式会社の体裁にしてあるが、
実際は『国有事業』であり、
単純に帳簿が連結していないだけの話。
当然ながら社員に変化はなく、
変化したら槍玉に上げられ血祭りを見るから、
誰も変化を好まない。
内規に縛られ変化をしないから、
次第にぬるま湯体質になって、
ボンクラと化す。





そこでJRの話に戻そう




先日、出張で新幹線に乗ったのだが、
JR西日本の車両とJR東海の車両では、
車内で流れているラジオ番組のコンテンツが違う。
パンフレットではJR東海の番組もJR西の番組も掲載されている。
乗る車両によって東海が来たり西の車両が来たりするが、
客はいちいち西の車両を選んだり東海の車両を選んだりしない。




選んで喜んで乗るのは鉄道マニア




鉄道マニアは出張のときでも、
事前に綿密に時刻表で調べて、
自分の好みの車両に乗る。




一般の人はそんなことしない




パンフレットに書いてある番組を聴きたいと思っても、
西と東海でコンテンツが違ったら、
聴きたい番組も聴けないし、
聴けないなら書くなよって思うのが普通の人。
一般人は、いちいちクレームもつけないから、
改善も改良も進歩もしない。
でも客の心理としては『ちょっと腹立つなぁ』って感じ。





裏を返せば『番組制作会社が儲かる』だけ




新幹線のラジオ放送も複数チャネルがあって、
東海と西日本で違う番組を作っていたら、
それだけの経費がかかる。
『二軍レベルのアナウンサー』にも、
相応のギャラは払ってあげないといけない。




無駄な経費だ




東海も西も掲載したパンフを印刷し、
番組は東海と西で違う業者に発注している。
これで『新幹線はエコなんです』とのたまう。




馬か鹿以下(馬鹿以下)じゃないか・・・?




見た目はエコを強調しているが、
くだらん番組を複数作って、
いずれゴミと化すパンフをばらまき、
悪辣な政治家と結託して観光キャンペーンを展開して、
キャンペーン誘致の紙くずをばらまく。
そんな経費をかけるくらいなら、
もっと地元に密着して、
愛される鉄道会社として企業努力して、
運賃を下げろ!!




紙くずを製造して何がエコだ・・・?




本当にこの国はもう一度焼け野原を味わい、
全てをリセットしてやり直す必要がある。
生活基盤の『地球』を、
『カネを生む資源』のような価値観をひっくり返さないと、
どんどん堕落していく。




そんな視点からみれば原油高騰も通過点として大歓迎だ




他国が攻めてきて、
焼け野原になるという次元の低い戦争は起きないだろうが、
経済の価値観が大きく覆される時代は、
間違いなくやってくる。
そのときもJRは相変わらずなゴミ生産をしているのか、
非常に楽しみである。




今は、大変化の時代・・・歴史に学ぼう





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