国内の経済活動の水準を表す指標となる、
ＧＤＰ（国内総生産）ってありますよね。
この数値が上がることが「しあわせ」だった。
でも、本当にそうでしょうか？
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●ＧＤＰの「Ｐ」は、何だか知ってますか？
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最近なんだか、
ＧＤＰが上がれば上がるほど、
「しあわせ」の指数が下がるような気がしています。
最近の悲惨な事件のニュースに接するたびに、
ボクたちの社会は「しあわせ」という概念をどこかに
置き忘れてきてしまったんじゃないかと感じるのです。
大阪での個室ビデオ火災、
秋葉原の無差別殺人・・・
犯罪を起こした容疑者も、
誤解を恐れずに言うなら、
ある意味この社会の犠牲者なのでしょう。
もちろん、まったく同情はしませんよ
私たちは戦後、
必死でＧＤＰを上げることばかり考えてきました。
ところでこの「Ｐ」は、
何の略か知っていますか・・・？
Gross・Domestic・Productの「プロダクト」ですよね。
そう「モノ」です。
でも、もう「モノ」では、
しあわせは実感できなくなってきています。
相対的幸福を追求する時代は終焉を迎え、
絶対的幸福を追求する時代に戻ろうとしています。
絶対的幸福って・・・？
絶対的幸福ってのは、
生きているだけで幸福であるという境涯のこと。
もちろん生きていくためには、
絶対不可欠な食べ物や、
それを購入するために必要なお金もいります。
モノで幸福を追求できない時代だから・・・
そろそろ、
ビジネスのカタチを、
変化させていく時期じゃないかと思うんですよ。
会社を大きくすること、
無限を目指すこと、
利益を最大にすること、
それだけじゃないだろ？
そういうことです
これからの経済が目指すのは、
いかに人をしあわせにできるか？
どれだけいい社会を作れるか？
ＧＤＨ（Gross・Domestic・HAPPY）
なんていうこと考えたんですけどね。
いかがでしょう？
「情報化社会」って言いますよね。
でもね、もう「情報」だけにはあまり意味がない。
そう思うんですよ。
意味がない・・・
少し乱暴なこと言っちゃいましたが
ちょっと違うなぁ・・・
誰でもカンタンに、
質のいい情報がたくさん手に入る。
そういう時代だっていうことです。
だから情報なんて沢山もっていても、
それだけでは「何の役にも立たない」のです。
さらに、パソコンも飛躍的に発達し、
ある程度カンタンに分析できるようになりました。
誰でもできる時代なんですね
昔は情報を分析するのには、
高度な技術が必要でしたが、
今は誰でも「情報分析ができるようになった」のです。
情報を集める能力も分析する能力も、
あまり特別な能力ではなくなったってこと。
情報をくれる人脈をたくさん持っていても、
それ自体にはあまり意味がないのです。
では「どうすればよい」のか・・・？
これからは集めた情報を、
独自のフィルターを通して「加工・編集」し、
どれだけオリジナルの企画を作って発信ができるか？
そんな「能力」が「必要な時代」なのです
今は情報も重要だけど、
情報をどういうふうに応用して、
自分の中から出していくか？
情緒とか感情の時代になってきていると思う。
これは「文明」ではなく「文化」です。
これからは「文明」ではなくて「文化」の時代になるのです。
だから、一見無駄に見えることを、
大事にしなければいけません。
今後は映画や文学、美術など
ビジネスとは関係ない分野の造詣が深い、
そういう経営者やビジネスマンが活躍します。
そんな時代になっていくんじゃないかと思います
あなたも、自分の趣味、好きなことを
もっともっと、自分のビジネスに活かしましょう！
どうぞお楽しみになさってくださいね。
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