●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●事業とITの考察

今や、どんな事業所もホームページを持っているか、
あるいはホームページを持ちたいと考えているのが現実でしょう。
ここで大事なのは「ホームページを作ったから売れるとは限らない」ということです。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●ある意味、ブログでも十分に役割を果たす
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ホームページの制作依頼を受けて、
いつも感じるのが「SEO対策をしてくれ」というオファー。


確かに、
サーチエンジン対策も大事です。


しかしながら、
検索で上位に上がってきたからといって、
必ずしも売上につながるとは限りません。


なぜならば、
閲覧者は「上位に上がってきた複数のサイトで比較検討をする」のです。


今日も、おもしろい話を聞きました。


毎日8千件のアクセスがあるホームページがあるのだが、
ひとつも売れない。


そこには「経営戦略が不足している」ために、
全く売れないのです。


というお話です。


デザイン重視のサイトは、
作り手の自己満足ですし、
かっこいいホームページも、
ある意味で「カラー刷りのきれいなチラシ」と同じで、
Web上の「ゴミ」と同じなのですね。


小企業のサイト制作時にも、
経営者が「この子、パソコンに詳しいからこの子にホームページを作ってもらうわ」と、
なんとか「安上がり」にしようとします。


そういうホームページに限って、
経営者はノータッチです。


ということは、
紙媒体を作る時に「この子、イラストレータが使えるしこの子に作ってもらうわ」って話しと同じ。


労力をかけても「売れなければゴミ」ってことを、
経営者がどれだけわかっているかが大事なのです。


確かに、
お給料を払っている社員を使って内製化すれば、
目に見えて外に出ていくお金は圧縮できます。


社員さんが経営戦略のプロだったり、
プランニングのプロだとか、
文案(コピーライティング)や、
ヴィジュアルコミュニケーションのプロならば、
話は別です。


「この子、○○に詳しいから」ってのは、
おしなべて「趣味の範疇」なのですね。


写真家を例に挙げれば、
マチュア写真家は「作品づくり」に時間をかけます。


要するに「自分が満足できるモノづくり」なわけです。


プロの写真家は、
作品づくりではなく、
お金を生むヴィジュアル制作。


プロは「売れる仕組み」を知っているし、
アマは「自分が満足できる仕組み」を知っているってことです。


私のブログは、
日々のアクセスは100〜300件程度ですが、
各方面のブレーンが3日おきくらいの周期で見てくれています。


ブログを見たので仕事を発注したいなんてオファーはありませんが、
ブレーンさんには「正確な情報を伝えること」で信頼が高まり、
打ち合わせ後の雑談時に「こないだのブログ参考になりました」とか、
「ホンマの情報を知れて嬉しい」など、
リアルコミュニケーション時の「話題の潤滑油」になっています。


ここが信頼につながり、
ひいては信用につながるのですね。


事業の中にITを取り込むためには、
「経営者のポリシーが伝わる事が必須」だと考えます。


いかがでしょうか・・・?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●HYOTAN-YAMA Project←みんなで盛り上げてね♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●集客技術研究所←事業概要はこちらをクリックしてください
─────────────────────────
●お問合せは⇒jf3tbm@yahoo.co.jpまで
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2004-2009 SHUGIKEN All Rights Reserved.