●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●2という数字の考察

芥川龍之介の小説を彷彿とさせる、
「クモの糸にぶら下がる」のを実現させるのに挑戦した人がいます。
朝刊のコラムに載っていたのですが、
奈良県立医科大学の大崎茂芳教授がその人。
試行錯誤の結果、
人間がぶら下がるために必要なクモの糸を採取し、
3年前に実現させたといいますから驚きです。
実際に何本の糸を採取したかは新聞に載っていませんでしたが、
クモの糸は1本に見えるが「実は2本の繊維でできている」のだそうです。
2本の繊維ならば1本が切れても落下しない。
つまり「保険」なわけで、
クモが4億年かけて進化を重ねて編み出した「基数」が、
「2」であるということに、
何かしら自然の凄さを感じずにいられませんね。


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●1ではなく2が大事
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2という数字は、
私たちの日常生活でもキーポイントになっています。


夫婦の基数も2ですし、
一人より二人で取り組めば、
大きなこともなしえる場合があります。


あるいは、
家のカギを二重にするとか、
危険箇所の点検なども一人より二人でやれば、
それだけ無事故につなげやすいでしょう。


事業を起すにしても、
一人では何もできないし、
会社でも社長という「正役職」や、
役員という「副役職」の連携で初めて形になります。


一人では見落としかねないことも、
二人でならば「補完」できるんですね。


今の世の中は孤独な人が多いと思います。


インターネットや映像の普及で、
エロビデオという仮想世界の彼女と一人エッチで満足する30歳代・・・。


マイホーム政策で「勉強部屋」と称して、
鍵付きの部屋をあてがわれる。


物心がついたころから孤独に慣れ、
一番身近な社会である「家庭」が崩壊し、
クリスマスやお正月だけ家族を演じる「仮面家族」。


コミュニケーションを幼少期から取らないから、
悩み事があっても家族にも相談できない。


そりゃあウツ病やら自殺が増えても仕方ないのかなぁ・・・、と。


新聞のコラムから「2」という数字を考察してみました。
あなたにとって大事な「2」はありますか・・・?


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