●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●電波利用の再編成

ご存知のように、
2011年7月に現在のテレビ電波、
いわゆる「アナログ波」が停波し、
「デジタル波」に完全移行します。
完全移行まで1000日を切っていますとか、
マスコミは騒いでいます。
朝のニュースを見ていたら、
移行の費用に375億円が必要だとか、
テレビを捨てるのに1台で何千円もかかるが、
この費用を誰が負担するのか・・・など、
騒いでいます。
ちょっと考察してみたいと思います。


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アメリカの地デジ移行を注視したい
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今朝の新聞で、
「米国:アナログ波停止へ秒読み」(ワシントン:時事)とありました。
しかしながら1千万人近くがいまだにアナログ波を視聴しているとか。


時事通信の記事は「低所得者層を中心に」と、
但し書きがありますが、
これも2年後の日本の参考になろうかと・・・。


現在の日本の地デジ移行は、
まだ50%にも達していません。


また、地デジ対応のテレビを購入したものの、
多くのユーザーが「アナログ波」を視聴しているのも現状でしょう。


アンテナを付け替えず、
アナログ波を視聴していれば、
地デジ完全移行した「その日」から、
パニックが発生するのは火を見るよりも明らかです。


ある日、突然テレビが映らなくなります。


慌てたユーザーが電器屋さんに文句を言います。
「テレビが壊れた」
「地デジ対応って言うたから買ったやないか」
「今日中にアンテナ工事してくれ」
などなど・・・。


情報不足や金銭的理由で、
地デジ移行が進まないのも事実でしょう。


地デジチューナーは1万円前後で販売されていますが、
チューナーだけでは地デジは視聴できません。


視聴するためには、
地デジ対応のUHF専用アンテナが必要で、
設置工事費やアナログ波用のアンテナ撤去工事なども含めると、
5〜10万円の負担になります。(業者によって異なる)


若い人で電気的な知識があれば、
自分でアンテナ設置も可能でしょうが、
高齢者が危険をおかして屋根の上に登れましょうか・・・?


しかしながら、
地デジ移行の計画はすでに決まっています。


旧アナログ波の利用方法は、
現在、電波監理審議会で検討されており、
本年度中には周波数の再割り当てが決定します。


さらに実態経済の悪化で、
2極化はさらに進行するでしょう。


週刊誌などは、
地デジ対応の現状と、
未来予測をおもしろおかしく書いています。


地デジ対応は国策で決定していますから、
今さらひっくり返すことは不可能です。


ならば、
猶予期間の2年間に、
テレビ購入やアンテナ工事費の20万円ほど貯金するとか、
テレビがいらない生活に移行するとか、
いろんなことを考えましょう。


あなたは地デジ移行をどんな風に思われますか・・・?


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