【写真：４３年前、近鉄電車が爆破されたことを知っていますか（イメージ）】
少ない年金で生活苦からヤケクソになり、
新幹線車内で７１歳の男性がガソリンをかぶり、
他の乗客１名が死亡した事件。
情報番組は『手荷物検査』を専門家に聞いている
他国の高速鉄道とは異なり、
新幹線の運行本数が桁違いに多く、
抜き打ち検査で抑止力を持たせる程度の策しか、
打ち出せなさそうだし、
公共交通機関は新幹線だけではないのだ。
今から４３年前に走行中の近鉄電車が爆破されたのをご存じだろうか。
事件は１９７２（昭和４７）年８月２日の午後２時２５分頃に発生した。
西大寺発大阪難波行き普通電車（４両編成）が、
あやめ池〜学園前間を走行中、
３両目車内・右側後部に仕掛けられた手製爆弾が爆発し、
乗客のうち２１名が重軽傷を負った事件だ。
亡き祖父が『乗り損なって命拾いした』強烈な記憶の事件
被爆した車両は改装され『モ８４５９』として、
現在は『田原本（たわらもと）線』で余生を送っている。
手製爆弾は網棚のボストンバックに仕掛けられていた
あさま山荘事件やよど号ハイジャックなど、
事件当時は過激派活動が盛んで、
近鉄の爆破事件は『未解決』のまま現在に至っている。
また三菱系の企業が爆破される事件などもあったり、
近鉄も銀行では三菱と関係があるから狙われたのではないかと、
私は勝手に推測している。
真意はわからないが梅川事件も三菱銀行北畠支店だったし、
何か『死の商人』といわれる因果関係があったのかもしれない。
とにもかくにも『昔は国内のテロ』が恐ろしかった時代がある。
ということで・・・
サミットやオリンピックを控え、
日本の技術の象徴である『新幹線』がテロに狙われる懸念は拭えないが、
新幹線ばかりセキュリティを強化しても、
在来線や私鉄各社も国内を『毛細血管』のごとく走り回っており、
全体的なセキュリティアップは不可能と言える。
マスコミの報道もしつこい
朝から晩まで『情報番組』と称し、
しつこいくらい新幹線のニュースが流れている。
情報バラエティー番組は『エンタメ』レベルで報道し、
被疑者が『どのようにして揮発物を持ち込んだか』まで伝える。
これではテロリストに『こうすればいい』と教えているのと同じだ。
与党議員の『マスコミ懲らしめ発言』も行き過ぎだが・・・
安保法制が決まらない原因のひとつに、
マスコミの過剰な報道があると思う。
情報時代とはいえ『しつこい報道』や『無責任報道』は、
実際のところ『いかがなものか』と思っている。
そこに今回の『新幹線放火事件』だ。
マスコミを懲らしめる必要はないが、
報道が与える影響を『少し考えたらどうか』と感じている。
過剰な報道は『結果的に自分たちの首を絞める』のだ
今回の新幹線の放火事件では『突然のこと』で乗客はパニックになった。
揮発物がガソリンであったにしても、
車内に煙が充満するには１〜２分かかる。
乗客が取った行動は『後ろの車両に逃げる』だけで、
誰かが非常ボタンを押しただけだ。
乗降口には消火器が備えられているが、
消火活動は乗客をかき分けて現場に入った乗務員が行った。
乗客の誰かが消火器を使って初期消火を行えば、
巻き添えで亡くなった方も助かったかも知れない。
非常時には『誰か』ではなく『自分が』だと思う
いつも書いているが『平和ボケ』しているから、
すぐにパニックになって騒ぐ。
町内でも消火訓練すらやらないから、
消火器の使い方すらわかっていない。
私らのような『悪ガキ』時代を過ごした連中は、
イタズラで消火器を『ぶっ放す』こともした。
非常事態になれば消火器を放出する勇気くらい持たないと、
何が起きるかわからない時代を生き抜くのが難しいのかも知れない。
とにかく、そろそろ平和ボケから目覚める時期ではないか・・・？
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あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です！
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