●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●企業ブランディング


【写真:関わっている案件。今いるところが事務所です】


広告屋時代の取引先の社長が、
時々電話をくれる。


『仕事で遅くなったから家まで送ってほしい』


堺筋本町から奈良までのお送りだから、
ありがたいお客さまである。
道中は世間話が多いが『企画案件』の相談を受けることもある。


私が受けるのは『コンセプトメイク』だけ


要は『企画段階』のプランニングである。
当然、双方が有益な案件なので、
運賃以外に後日企画費を源泉徴収を引いていただく。
税金関係は年調で処理するときもあれば、
確定申告で処理することもある。
タクの方には全く影響がない。
まぁ、タク業務の方は『仮面社畜』を装っているのだが・・・。


昨今、印刷価格が崩れているので実務作業には関わらない


私がブログに力を入れているのは、
書き始めて10年という意地みたいなものもあるが、
タクドラをしながらも『どこか企画屋精神』や、
コピーライターイズムやジャーナリズムを磨き続けたいことにある。
チャンスがあれば元の企画屋で食べていきたい願望もあるが、
現金収入のタクシーも楽しいので『どっちつかず』というのも実情だ。


こんなブログでも最近は上位9,000位をキープしてきた


220万あるGooブログ中で9,000位だから、
我ながら大したものだと思っている。
どんな方が閲覧されるのかは知らないが、
Facebookで『未決書類にめくら判を押すような「いいね」』が100件より、
『「公海上」のWEB』で『見ず知らず?』の人が、
毎日4〜500PV(多い日)ある方が、
私にとっては価値がある。


日々、文章を書くのはコンセプトメイクの訓練でもあるのだ


コンセプトメイクは企業のブランディングに一番大事な企画だ。
ここが固まっていないと『基礎工事なしに家を建てる』ようなもの。
多くの企業・団体は『コンセプトがあいまい』なまま、
広告宣伝に走り出す。


いきなりデザイナーに頼んでも・・・だ


デザイナーという職業は、いわば『図案家』である。
文案も決まらないのに図案に走る。
発注側は『目に見えるデザイン』を欲しいから、
企画や文案を飛ばして自分が考えた文言をデザイナーに渡す。
デザイナーは過去の『きれいなデザイン』のデータを引っ張り出し、
テキトーに絵柄を付けて『これでいかがでしょう』と『提案』する。


こんなデザインでは売れませんよ・・・


そんなデザインが山のように世に出てくる。
ほとんどが『ゴミ』と化す。
発注側は『あれも、これも』と欲張る。
出来上がった広告物は『スーパーのチラシか?』。


とにかく紙面構成が息苦しい


デザイナーは付加価値をつけてカネを取ろうと思うから、
やたら『ムダな画像処理』を加えて、
カラーリングだけは『ラーメン屋のメニュー』みたく、
まぶしいほどの『ド派手』なデザインにしてくる。
発注側も『あれも、これも反映してくれた』と満足し、
『これでいきましょう』とノリノリである


結果、カネがかかった割に思ったほどは売れない


とにかく『企画段階』の詰めが甘いというか、
全く詰め切れていないのだ。
まず、企画書から詰めていかないと、
結果は『スーパーのチラシ』である。
また、スーパーはスーパーなりに、
コンセプトがあるということを知っておいてください。


ブランディングの第一歩はコンセプトメイクだと声を大にして言いたいです。


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 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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耕作放棄地再生、人の再生、物の再生をミッションに
大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
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