●OTA(On The Air)

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●炊飯器を頼らず自力でメシを炊こう


【写真:家で飯盒メシを炊くことがある】


20年ほど前のバブルが弾けかけたころ、
『アウトドア・ブーム』とやらが到来し、
『オート・キャンプ場(和製英語)』では、
隣のキャンプサイトとの備品の比較や品評会状態になっていた。


生活の平行移動そのものだった


週末には『どでかい四駆』に、
生活物資一式を積み込んだ連中が、
キャンプサイトに乗り込んできた。
一泊するのに何をたいそうに・・・と思ったものだ。
アウトドアメーカーの生活用品を揃えると、
30〜50万円もかけている人も多くいたのには仰天した。


ここまでするなら『★★★★★ホテル』に泊まろうと思う


いちびり(調子乗り)が『四駆の威力を試そう』と、
川の中を走り回りスタックして、
レッカーに救出されているアホを幾度となく見たものだ。
整地された場所ならセダンで十分だし、
欲を言えば『スバルサンバートラック4WD』が最高である。


料理は『それしか知らない』のか『バーベキュー』とお決まりだ


私は幼少のころから成人するころまでボーイスカウトに所属し、
いろんな『野外料理』を学んだ。
ボーイスカウトを離れてからも、
仕事仲間と人里離れた『秘密のキャンプ場』に出向き、
けっこうユニークな野外料理を楽しんだ。


バーベキューは一度もやったことがない


当時はあまり酒を飲む習慣がなかったせいか、
普通にごはんを炊き、
現地調達した『野草てんぷら』などを楽しんだ。
どうもバーベキューとやらには馴染みがないというのか、
やりたいと思わないのである。
それに炭の始末や油ギトギトの網を洗うのが嫌いだ。


肉は焼肉屋で食べるのが一番旨い


まぁ、フライパンを使った『プルコギ風の焼肉』などは、
定番で献立に入れていた時期もあったが、
炭を熾して網で肉や野菜を焼いて食べるというのは、
食わず嫌いかもしれないが、
あまりにもポピュラー過ぎて好きになれないのだ。
さらに年齢も上がってきたこともあり、
『いいもの』を『少しずつ』がいい。


アウトドアブームに乗った連中はほとんどがバーベキューだった


ナイターができるくらいに明るいガソリンランタンを灯し、
朝から晩までビールを飲んで『ガハハガハハ』とやかましい。
酔っぱらった勢いでテントで寝込み、
散らかしたバーベキューをそのまま放置し、
翌朝に『野犬』や『タヌキ』に荒されて、
大騒ぎしている『にわかキャンパー』を多く見た。
アホとしか言いようがない・・・


これで『子供たちに情操教育』だの『思い出づくり』というから笑える



▲炊飯器を頼らず自力でメシを炊ければ、
 災害時に行政などアテにしなくても生きていける。


アウトドア好きという人は多いのだが、
そのほとんどが『野外でメシを炊いた経験がない』らしい。
まぁ、飯盒で炊いたメシなど大して旨くないが、
火加減を調節しながら自分の力で炊いたメシは、
炊飯器任せの家のメシより旨い気がするのだ。


現地でもらった夏野菜を浅漬けにしておかずにする


こういうのが『格別』というものだと思う。
土建屋のリクレーションみたく『肉、3kg買ってきた!』など、
どうも野外料理とは違う気がするし、
ワンカルビで飲み食い放題の平行移動でしかないと感じるのだ。


飲み食い放題は『品がない』ように思う


これからアウトドアを楽しんでいこうという人は、
ワンパターンのバーベキューも楽しいかも知れないが、
そろそろビギナーを卒業して、
おもしろい野外料理にチャレンジしてはいかがだろう。


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大阪・大阪近郊の耕作放棄地を開拓・開墾して、
都会と里山をつなぐ活動を展開しています。
通称『みんたく団』と呼び、河内長野に『みんたく畑』を開拓中です!
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