会社でも、サークルでも、クラブでも、バンドでも、飲み屋でも、とにかく『人が集まるところに文句あり』である。特に酒が入るとヒートアップしやすくなり、ケンカなどのトラブルが起きる。さらに、ここ10年ほどを観察していると『文句』が増えている。特にモンスタークレーマーが『それ』である。
【写真:当たり前のことなのだが・・・】
組織のトップや管理部門の人はメンバーの文句に振り回される。
当たり前だが、人それぞれ考え方や価値観が『違う』のだ。
昼下がりの『奥様番組』は『文句のオンパレード』だ。
それも『町の声を聞きました』とか言って、
番組進行上『都合がいい文句』を集めてくる。
東京都知事の公金疑惑の町の声も『文句』である。
さらに困ったことに、
テレビの司会者がコメンテーターに『文句』を言わせる。
結局、1〜2時間も『文句』を聞かされるのだ。
情報番組は『文句』で成り立っている。
言いかえれば『文句番組』なのだ。
・都知事は辞職するべきでしょう、という文句。
・五輪視察中止も都議にふりかかるんですよね、という文句。
・疑惑は闇の中で許されるんでしょうかね、という文句。
・〇ッ〇ーは、もう復活するなんて厚かましい、という文句。
・ゲ〇は、中身もゲスなんですよね、という文句。
朝から晩まで『文句の垂れ流し』だ。
まぁ、前都知事も余分なことをしゃべるから、
映像化しやすく編集次第でおもしろおかしく『文句番組』になる。
とにかく、巷では『文句で溢れている』のだ。
身近な世界ではどうだろう。
会社であれ、プライベートタイムのサークルであれ、
人が集まる『組織』は『自分とは違う人の集まり』だから、
認知的不協和が起きると『飲み会』で『文句』が出る。
文句と距離をあけるには・・・?
いつも書いていることだが、
できるだけ他人と必要以上に『密着しない』ことだ。
会社なんて『社長が老後に楽をするためにやっている』ことが多く、
そこらへんを割り引いて付き合いをしないと、
日頃の消耗戦など、ばかばかしくてやっていられない。
近年、文句が増えたのはなぜだろうか・・・?
私も含めて幼少のころから『自室』を与えられ、
プライベート空間が『当然』で育ってきた。
自分専用の個室があるから、
ひきこもりもできるのである。
昔の長屋のような自室など夢のまた夢のような時代だと、
引きこもりたくても、引きこもれない。
引きこもりなど『世間』が許さなかった。
プライベート空間は素晴らしいのだが、
自我が強くなりすぎて、
大したことでなくてもイライラして『文句』につながる。
同窓会など、うっかり行けば『文句の宝庫』だ。
50歳代くらいまでは自信がある人や、
商売・仕事が上手く行っている人が来る。
近況報告が自慢や見栄大会になったりする。
さらに、マルチ商法の勧誘やら、
とにかく、帰宅後の『文句のネタ』だらけだ。
加えて『あの頃に戻れる』と、
すぐに男女の仲が復活したりするから笑える。
浮気のきっかけは同窓会が一番多いのである。
まぁ、いろいろ書いたが、
世間が弱くなりプライベート空間が尊重され、
大したことでなくても『我慢』や『辛抱』ができない。
電車が止まれば『すぐにツィッターで文句をつぶやく』。
こういうのが『世の文句の原因ではないか』と私は思っている。
変な時代になったものだ。
ほんまかいな・・・
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※知的刺激の材料として活用いただくために、
あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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