facebookなんぞを見ていると『リア充画像』がたくさんUPされている。しかし、そんなに毎日毎日、他人に見せるような『リアル充実』があるのだろうか。どこか、ムリをしているような気がしてならない。
【写真：ハレとケを意識する人が減った】
今どき『ハレ』と『ケ』なんて言っても意味が分からない人もいる。
１、ハレとは・・・
表向き、正式、おおやけ、公衆の前、ひとなか、晴れの場
２、ケとは・・・
おおやけでないこと、よそゆきでないこと、ふだん、日常、わたくし
広辞苑から引用すると上記のように記載されていた。
かつて、ブログブームがあったが、
今や、衰退の一途で、
一部のブロガーが書いているに過ぎない。
ブログは『自己表現の場』としてステイタスを得たと思う。
SNSに関しては、
mixiもユーザー数が激減し、
facebookも伸び悩み。
ツィッターはやらないからわからない。
結局は主に『リアル知人』とのコミュニケーションを取る、
LINEが台頭しているがLINEはメールの代替版だ。
特に顕著に『リア充』を誇張しているのがfacebookだと感じる。
毎日、毎日、ハレ舞台があるのが不思議だ。
例を挙げれば、本職でない人が、
どこかでセミナー、講演、プレゼンテーションをやると、
すぐに、facebookに掲載する。
嬉しがりとしか見えない。
私も、講演を依頼されることがあるが、
これは『仕事』として引き受けているので、
facebookやブログには載せない。
守秘義務の問題や契約上の理由から載せないのである。
要は、私にとって講演などは仕事の一環であり、
ただの『日常』の一面である。
いわば『ケ』でしかない。
『ケ』を、わざわざ、自慢する必要などない。
SNSで違和感を持つのは、
『ケ』の日のくせに『無理繰り、晴れを演じている』。
今の人は『ハレ』も『ケ』も意識していないだろう。
少しのことで、調子に乗りなさんな。
私らが子供の頃は『調子乗り（いちびり）』は恥と教えられた。
カネもないくせにカネがあるように見せかけたり、
寂しいくせに多くの仲間に囲まれている図を演じている。
ハレとケを意識したら『日常』を受け入れるしかない。
どうも、ハレとケという『当たり前のこと』すら考えない、
いちびりが増えたような気がするのは、
私だけなのだろうか・・・。
そのうち、facebookも頭打ちするだろう。
記事を書く場合『他人の目』を気にするから、
伸び伸びと思ったことを書きにくい。
場合によっては『炎上』が起きるので、
炎上を避けるために『当たり障りのないこと』しか書かない。
〇〇にて、らんちなう・・・
他人が食べてるメシを見て『何が楽しい』のか。
自分が食べているメシを見せて『何が嬉しい』のか。
他人のメシを見て腹が膨れるなら大いに結構であるが・・・。
どーでもいいことばかり目につく昨今である。
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※知的刺激の材料として活用いただくために、
あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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