●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●米副大統領来日で見え隠れするもの。

ペンス米副大統領が韓国と日本を訪問した。マスコミが騒ぐ『北朝鮮』も協議されたが、アメリカが本当に圧力をかけたいのは、北ではなく韓国・日本・中国なんじゃないか・・・と思うようになってきた。そして、いたずらに騒いで煽っているのは日本のメディアだけなんじゃないか。韓国は『日本の煽り方は慰安婦像の腹いせ!』とか言う始末だ。



【写真:キミルソン生誕祭(太陽節)当日には、はるか南海上にいた米空母】


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北朝鮮動向は『出汁(ダシ)』か・・・?。
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アメリカは韓国には『防衛を確約』した。


要するに『韓国にTHAADを早期配備(買え)』というだ。
また、韓国でのTHAAD配備に『制裁』を加える中国にも『威嚇』している。
だいたい、空母の艦隊がアジア極東に二隻の師団も必要なのか?。


我が国には『二国間の交渉』がメイン。


アメリカの演出は巧妙で、
『膨大な費用を使って空母を持ってくるのだから』、
『二国間交渉をやろうじゃないか』というものだ。


北朝鮮の緊張は演出された『舞台装置』だろう。


北の対日謀略宣伝放送では『相変わらず呑気な報道』ばかりで、
多少は『アメリカ帝国主義』『南朝鮮傀儡軍』『抗日武装闘争』と、
何十年も使い古した文言しか出てこない。


北の政治声明も『アメリカに呼応している程度』で深刻さはない。


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◆北の謀略宣伝放送の中身は・・・。
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一応、敵対視している米・韓・日への中傷はあるものの、
北の対日謀略放送の内容の大部分が、


1、自分たちの政治スタンスの紹介
2、北の社会生活の紹介
3、文化の紹介


他国よりは多少過激な内容もあるが『自分たちの事情』を伝えているだけ。


むしろ、我が国の『国内メディア』の方が、
余計な映像を集めては垂れ流して、
必要以上に『国民に不安を煽っている』。


憶測に過ぎないが『アメリカからの依頼で北の恐怖を押し付けている』。


一定期間、北の不穏さを垂れ流して緊張と恐怖を煽っておけば、
米当局が『莫大なカネを使って守ってやるんだから関税を下げてくれ』と、
そういうシナリオになっているんじゃないか・・・と勘繰ってしまう。


北の対日謀略放送からは、不要な緊張や脅しがないのが不思議である。


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◆映像の垂れ流し
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他国の衛星放送を受信できる時代にはなった。


これを『スピルオーバー』といい、
宇宙から他民族の衛星番組がシャワーのように降り注げば、
一国の文化の崩壊が起きる。


これは20年前に、すでに問題視されている。


今はどうだか知らないが、
当時は韓国で日本の衛星放送受信には『公式的には拒否』の姿勢だったし、
イランでは『受信禁止』になり衛星アンテナ撤去もあった。
インドでは『議会で文化崩壊が議論された』経緯がある。


衛星放送が普及すればするほど『文化崩壊』『混乱』『摩擦』が起きる。


一時期『韓流ドラマ』が流行ったが、
韓国語を勉強したり韓国文化を学ぶ人には『いい教材』だと思ったが、
ドラマを地上波で垂れ流すことを黙認した総務省の姿勢には呆れた。


幸い、日本の場合、一部のおばさんが『きゃあきゃあ』言った程度だったが。


それでも『ブーム』になるくらいだから、
映像が与える影響は『とてつもなく大きい』のである。
従来、北の報道映像の公開は『最小限』だった。


このところの情報番組の垂れ流し具合は『異常』だ。


わざわざ、北の放送を受信できる設備を持たなくても、
普段見ている地上波で見せつけられている。
映像がミサイル発射実験や軍事パレードなど、
おどろおどろしいものばかりだから、
日本の文化崩壊には程遠いものの、
無意味な『恐怖感』や『緊張感』を与えている。


一般人の短波放送の受信も政府は『よくは思っていない』。


これも、衛星放送でいうスピルオーバー同様に、
電波はカンタンに国境を超えて降り注ぐ。
ホームセンターで数千円程度で購入できる短波ラジオで、
他国の情報が入手できるのだから、
こんなものが大流行した1970年代は、
政府としても頭が痛かったと思う。


仕掛けたのは電通と家電メーカーだった。


1980年代後半には急にトーンダウンして、
短波放送を受信する人は激減した。
これも憶測だが、郵政当局から圧力をかけたんじゃないか。


いずれにしても電波は国が統制している。


逆に、統制されているから、
政治に都合のいい映像ばかり切り取って垂れ流す。
一連の北関係の報道を見させられ、
ペンス副大統領が来日したのは、
取引のための『舞台装置』にしか見えないのである。


放送に携わる人には『浮き足立ってほしくない』と思う。


また、インターネットも動画が見られるようになり、
衛星放送のスピルオーバー同様の状態になっている。
文化の崩壊にとどまらず『自己崩壊』につながらぬよう、
気をつけたいところだ。


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▼ちきりんの日記▼
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