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◆超常識な将軍の作戦
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常識・・・一体何なのでしょうねぇ・・・。
『普通、一般人が持ち、持っているべき知識。専門的知識で
ない一般的知識とともに、理解力・判断力・思慮分別などを
含む』と広辞苑には書いてあります。
以前『夏でも上着を着ろ』と命令されて『暑いから断る』と
突っぱねたことがあります。(レベル低いなぁ・・・)
夏でも上着を着るのが社会人の常識だ!
今、求められているのは『夏でも辛抱して上着を着て従順に
労働をしてくれる常識人』なのか『おカネのニオイのするア
イデアを出してくれて共にとりくめるコーディネーター』な
のか・・・どっちなのでしょうかねぇ・・・。
常識人・・・ま、いわば『大衆』なわけで。あんまり個性的
で思いきり儲かる話を持っている人は少ないです。
とはいえ『非常識人』これも困り者ですね。
ならば『超常識人』これならどうだ?
こうなると、並みの視点では『常識人:大衆人』を動かせな
い。儲けようということは『大衆商売』を継続できるか・・
ということ。
ま、大衆操作をしようとしたら、市場も見れて、大衆層が喜
ぶことを考えねばならん。今あるものの『組み合わせ方』だ
けを取っても『新しい商品』なんてのができるわけで。
まちおこしひとつ取っても『他』からの刺激があってはじめ
て『起きる』でしょ。鎖国していた日本を起こしたのも、国
内人ではなく、外国人。日本人の常識をはるかに超えた『世
界の常識』で目がさめたんですね。
・大衆人……目で見てわかる結果が出ないと動かない
・超常識人…目で見えない状態でも結果が描けて動ける人
簡単に言えば、
・大衆人……戦術的(兵隊の武器)
・超常識人…戦略的(将軍の知恵)
よくよく考えれば、そんなにあちこちに『石原莞爾』みたい
な人がいたら大変ですから、現状でもバランスがとれている
のでしょうね。
ちなみに、私は石原莞爾の本来持っていた『平和的な思想』
が好きですねぇ。
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