●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

模擬原爆

太平洋戦争末期の昭和20年7月、
米軍が原爆投下訓練のために日本の30都市に対し
50発の『模擬原爆』を投下したそうです。



大阪、名古屋、兵庫、和歌山・・・



近畿の各地にも『模擬原爆』が投下されました。



寸法も、重量も広島型や長崎型と同じ『模擬原爆』を
B-29に搭載して、数機編隊が高高度で飛来。


それまでの『大編隊』で飛来し、大量の焼夷弾を投下する空襲とは違いました。


米軍の狙いは『こういうB-29の編隊もあるのだぞ』ということを、


日本人に慣れさせるために、事前に周到に仕掛けたそうです。


慣れさせる・・・今の日本でも何か『慣れさされてはいまいか』と思う今日このごろ。