●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

◆すでに開局している局のテコ入れは?

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7)すでに開局しているコミFはどうすればいいの?
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別途おたずねください
jf3tbm@yahoo.co.jp

                   【つづく】



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◆メール情報ありがとう♪
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To: jf3tbm@yahoo.co.jp
From:
Subject: 地域ぐるみの防災
Date: Sun, 14 Nov 2004 09:44:02 +0900
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いつ起きるかわからない災害のためだけに存在するホ
ットラインや非常通信システムは日頃使わない分、メ
ンテナンスの不備などがあり、いざという時に役に
立たないことがある。
防災訓練などという非日常的な行事を行わなくても、
日常使えるシステムにしておけば、災害時に機能する
可能性が高くなる。
非常通信システムを日常で使う案として、地域の見守
りシステムの構築という手がある。
これは、住民の誰かが迷子になった時に、地域ぐるみ
で捜すシステムだ。


例えば、徘徊症状がある在宅介護の痴呆老人が、家人
のスキをついて屋外に出た時や、夜になっても子供が
帰って来ない時に、地域ぐるみで捜して保護する体制。


北海道のある地域に成功事例がある。
ここは、15年ほど前に、徘徊老人をみつけ出すこと
ができず、4日後に遺体となって発見された事件がき
っかけで、2度とこんなことが起きないようにという、
住民運動から構築されたシステム。


まず、家族から「捜して欲しい」という連絡が警察に
入る。連絡を受けた警察は、駐在所に捜索依頼を出す
だけではなく、地域の他の組織にも捜索者の情報を流
す。その組織とは次の企業で、情報を受けた彼等は迅
速に対処する。


●タクシー会社
→無線で全車両に捜索対象者の人相や特徴を告げる。
●郵便局
→集配員に捜索対象者の情報を配る。
●ガソリンスタンド
→営業所にFAXで情報を送る。
●コンビニ
→営業所にFAXで情報を送る。
●地元のコミュニティFMラジオ局
→番組の中で30分ごとに、見つかるまでずっと『捜
 索者のお知らせ』を流す。


連絡を受けた組織は、こうして自分たちのネットワー
クを使い捜索依頼を発信し、自分たちだけでなく、訪
問先や来店客にも情報を開示して協力を仰ぐ。
こうして、北海道のこの地域は、200件ほどの迷子
や徘徊老人などを無事に保護している。
仕組みを立ち上げて10年になるので、地域住民に定
着し、今では、日頃から周りに異変がないか気を配る
習慣がついた。
おかげで、通信網に捜索情報が乗る前に迷子がどこか
に保護されていて、企業から警察に『こういう人を保
護しています』と連絡が入るようになった。
災害は予防できないが、心がけることで、被害を小さ
くすることは出来る。
心がけの習慣を付けながら、地域の治安や安全意識が
向上するので、この仕組みは、すぐれていると思う。



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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
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