アマチュア無線とコミュニティＦＭのコラボレートに
ついてのいいご提案があれば、どしどしメールでお知
らせください。（2004/11/18/0920）
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◆にがりの健康効果
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にがりって随分耳馴染みになりましたね。
にがりを漢字で書くと『苦汁』。
苦しい汁なんですよ。あはは。
で、どうして『にがり』が『苦しい汁』なのかを専門
の理学博士に聞いてみました。
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にがりの健康効果にスポットがあたり『体調が良くな
る』との研究データが発表され、中高年層に注目され
ました。
その後『にがりで痩せられる』と、ダイエット効果が
報じられ（ま、広い意味では下剤ですから）、若年層
にも、にわかにブームになりました。
しかし、日が経過するにつれ『体調が悪くなった』と
の苦情が出はじめ、医師側からも『過剰摂取は命にか
かわる』と警告まで報じられました。
過ぎたるは及ばざるが如し。
飲み過ぎたら、苦しくなるから苦汁（かどうかは定か
ではありません・・・）
摂取方法を間違えると、効果が無いばかりか、
内蔵に負担をかけるんです。
にがりは塩を精製するために海水を煮詰めた時にでき
る“上澄み液”で、ミネラル分を豊富に含んでいます。
そのミネラルに体調を整える働きがあってその効果を
期待する人は毎朝コップ１杯の水に２〜３滴のにがり
を入れて飲んでいます。
これは、それなりに効果がある。
しかし、ダイエット効果を期待する人たちの中には、
水を飲むたびににがりを入れたり、すべての料理に
にがりをふりかけたりと『ただ摂取すれば良い』と
いう安易な考えを持つ人がいるのです。（あほちゃ
うか）にがりの美容効果のメカニズムを正しく理解
して摂取しなければ、健康を損なうにもかかわらず。
なぜにがりで痩せるのか？
それは、にがりの主成分であるマグネシウムが腸内で
栄養分の吸収（特に脂肪や蛋白質）を阻害するからで
食べても栄養が吸収されず、体外に排出されるから痩
せるんです。だから、過剰に摂取すると下痢になる恐
れがあります。（下剤ですから・・・）
摂取カロリーが高い人のダイエットとしては手軽なの
で、正しく理解してほしいところですね。
効果的な摂取時期は、食事中。
食前は、腸内に吸収を阻害する食物が無く、無意味だ
し、空っぽの腸を刺激して体調を崩す恐れがあります。
食後はタイミングを外すと、にがりが腸に届く前に食
物の吸収が始まってしまうんです。
だから、食事と同時に摂取する。
食事をしながらにがり入り飲料を飲めば、無理なく摂
取できます。コップ１杯（にがりは３〜５滴まで）の
飲料を飲みながら食事をするだけで、ダイエットにな
る、これはお手軽♪
ところが！
近年の食事は豊食すぎて、にがりのダイエット効果成
分を阻害するものが含まれているのだ！
それは何か？
私たちは、たくさんの食材を食べますよね。
毎日『たくさんの命』をいただいています。
その命の成分『リン』が、にがりのマグネシウムを取
り込んでしまうんですな。
肉食が定着した現代。
その肉に多く含まれるリンが、にがりのダイエット効
果を阻害するということなんです。
かと言って、肉を一切食べないという極端な食事制限
は無理ですよね。
では、どうすれば良いのでしょうか。
過剰に摂取したリンを体外に排出すれば良いんです♪
これにはクエン酸が効果的だそうです。
にがり入りクエン酸飲料を飲みながら食事すれば、食
物中のリンとクエン酸が反応して活動しなくなり、マ
グネシウムは何にも邪魔されず脂肪排出の働きをして
くれます。
クエン酸飲料としては今話題の“もろみ酢”がダント
ツですが一般的なクエン酸食品で充分効果があります。
梅干し・レモン汁・酢、お好みで選んでください。
お酢が酸っぱくて飲めなければ２〜３倍に薄めたもの
でいいですね。
これににがりを３〜５滴入れ、食事をしながら飲むん
です。コップ１杯（一日３杯）で十分。
いや、それ以上になると、今度は体調を崩すので飲ま
ない方が・・・。
厳密に言うと、にがりの摂取量は一日5000mg以下に押
さえないと健康を害します。
にがりは商品により濃度が違いますが、ケースに含有
量の表示があるので、よく見て計算してください。
現在市販されている物なら、どんなに濃くても、１回
に３滴（１日９滴）なら基準値を越えることはありま
せん。
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たまには『あるある〜』みたいなネタをやらないと…。
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
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