●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★自分の頭で考えよう企画

【大のおとな相手に、朝礼で『新聞を読め』と社員に諭している会社も多い。何回言っても読まない社員は「もともと文章嫌い」。加えて「マンガ・テレビ世代」。そこらを辛口で考察。さらに朝礼で「○○経済新聞にも載っていたのですが、この厳しい中、当社も差別化戦略で・・・生き残りをかけて・・・」という大手のマネをするのに必死な企業も少し検証していこう】


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆長い文章も読まれていますか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


私のブログを見て『忙しいんだから簡潔にしてよ』と
いうご意見をいただきます。




お時間のあるときに読んでいただければ幸いです。




新聞読みますよね。そう、家に配られてくる新聞です。
その新聞が箇条書きだったり、写真とキャプション
(写真説明文)ばかりだったり、企画書のような『コ
ンセプトマップ』(○や□が並んだ、いわば「フロー
チャート」みたいなの)だったらどうですか?




かなりイヤですよね。




面白ければ長い文章も読むもんですねぇ。


『プリントアウトして移動中に読んでいます』
『朝礼のネタに使わせていただいています』
『営業先への情報に使わせていただいています』


などのメッセージもいただいています。(ヨイショ♪)




だから『興味のある人に読んでいただいています』。




長い文章を読むか読まないかは、読み手が興味あるか
どうかの問題。『長いから読まない』という方は、最
初から興味がないんです。




興味のあるネタだけ読んでね♪




ぶ厚い本でも、おもしろいと『あっ』という間に読め
ますでしょ。つまんない本だったら、薄くても読まな
い。読んでも、すぐに退屈してしまう。ぜんぜん頭に
入らないんです。




私ってバカなんだろうか・・・?




そういえば『バカの壁』って本がベストセラーになり
ました。私も持っていますが、何にも頭に残っていな
いんです。つまり『他の人はどうだか知らないけれど、
私にとってはつまらない本だった』んです。
(私の友人も、ご自身のブログ『新しい人の行方』で
鋭い見解を書いています。▼また見てください)
http://d.hatena.ne.jp/muraihideki/




私も『バカの壁』の広告宣伝に乗せられた・・・?。




京阪沿線のある駅前の古本屋さん。ついこの間までは
『けっこうまともな本』も多かったのですが、最近は
『コミック』ばかり。大阪市内の古本屋さんだと、新
刊発売時の半額で販売されている古本が何と100円!。




本屋を見れば『その地域の「文化レベル」がわかる!』




京阪沿線に限ったことではないのでしょうが、マンガ
しか読まないのでは困ります。(私は困らないけれど、
本人が後々困ることになる)




でも『一流?経済新聞』も同じレベルじゃん。




だって、株式新聞ですもん。経済新聞は『サラリーマ
ンの一日の話題づくり』でしかない。会社が読めと言
っているから読んでいるだけ。




子供がテレビのネタを学校で話題にするのと同じじゃん!




世の中の99%が中小・零細・個人事業なのに、大手
企業の情報を見て喜んでいます。笑えるのが『大手企
業の景気が上向いてきたから日本全体の景気が上向い
てきた』と錯覚している悲しい現実。




大人もこれだから情けない・・・。




経済新聞で記事になる企業ってのは、上場会社です。
上場企業の広報と経済新聞の記者は仲がいい。記者も
記事ネタが常に不足しているから、企業の広報からネ
タをもらう。そういうところの記事ってのは中小・零
細・個人がマネをしたってダメなんです。




マネしたら、致命傷になるよ。




バカの壁も経済新聞も韓流も、自分の頭で考えたら大
したことではないんだけど、自分の頭で考えない人が
多くなったから『売れる』んだろうな…と思いますな。




そうなんだ。自分の頭で考えない人が増えたんだ…。




こんなことを言うと、また反論を食らうんでしょうが、
自分の頭で考えない人たちが世の中のトップを牛耳っ
ているから、この国がおかしくなっているんです。




自分の頭で考えてね♪




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼さぁ〜現在の日本国全体の財政赤字はいくらかな?
http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2005 Taniguchi Tadashi
All Rights Reserved.