【写真：中島飛行機（現：富士重工）の太田工場で量産された『隼』。今は『スバルサンバー』を生産している】
モノが売れない・・・どうしたらいいか、とよく相談を受けます。『見せ方を変えてみたらいかがでしょう』と提案します。品質が良いのはあたりまえ。ならば『良さそうに見えれば買う』んです。粗悪品を『さも良さそうに見せる』のは詐欺ですが、まじめに作った品物ならば見せ方ひとつで売上は大きく変わるのです。その際たる例がテレビ通販。品質はそこそこでも
見せ方と話術でよく売っていますよね。これをヒントにいろんな業種でも『応用』ができるんです。モノ作りの時代から販売の時代です。これからは『見せ方』『売り方』『伝え方』を考えましょう。
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◆売れる売り方ってあるんです
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１６日の読売新聞・夕刊で『ＧＤＰ３期連続マイナス』
と報じられ、竹中経財相は『大局で見るとゆるやかな
回復局面が続いている』といいます。
また大本営発表だ・・・・
さらに『長〜い踊り場になっているが・・・』といい
挙げ句『やがて踊り場を脱する動きに向かっていくこ
とを期待する』んだって。
な〜んだ『希望的観測』ね
個人消費は伸び悩み・・・あたりまえですよね、欲し
いモノがないんだから・・・。まず、どうやったらモ
ノが売れるかってことがちゃんと解明されていない。
よさそうに見えたら売れる・・・それだけです
意外に気づかないだけで、あなたの本業でも見せ方を
変えればたくさん売れる方法があるかも知れませんね。
当たり前のことなんですが『いい品』は当然値段が高
くなる。『そこそこのモノでも良さそうに見えたら売
れる』んです。
自動車がいい例でしょう
質実剛健だの、独創の技術だの言ってるスバル車と、
『いつかはクラウン』のコピーと話術と営業マンの人
柄でクラウンを売り続けたトヨタ。技術面では、航空
機メーカーの富士重工の方が秀でたものを持っている
にもかかわらず販売台数はトヨタに遠く及ばない。
富士重工は見せ方が下手くそ・・・（経験者は語る）
富士重工は戦後ＧＨＱに『中島飛行機』を解体されて
も、自動車分野のスキマ産業としてのポジションを築
きました。自動車業界の頑固モノを通しつつ、乗用車
型４輪駆動分野では『他社の追随を許さない』（古い
コピーやな）位置を守っているんです。ま、私がスバ
ルディーラーにいたころと比べると、スバルも少しく
らいは見せ方がマシになったな・・・と思います。
見せ方を考えよう
でも、スバル車の本当の収益源は『スバルサンバー』
という軽トラックなんですよ〜。
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▼さぁ〜現在の日本国全体の財政赤字はいくらかな？
http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
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