【写真：ラジオ放送といっても中波・短波・ＦＭいろいろあるのに、なんでいきなりニッポン放送なのか・・・戦略の失敗は戦術ではカバーできませんぞホリエモン】
最近はテレビもラジオもくだらないからほとんど接していない。そんな中『ネットとメディアの融合』というホリエモンのポリシーは好感を持った。でも、いきなり自民党直系民放に手を出すとは・・・。商いの規模こそ違えど『事業主』という立場で『戦略の失敗』と指摘させていただく。ましてや時流に乗って（かつがれて？）ホリエモン会社も急成長したから、ホリエモンも調子に乗って浮かれて外資連合の傀儡になった。今回の騒動は、お金をおもちゃ（マネー・ゲーム）にしたホリエモンにバチが当たるのは火を見るより明らか。ホリエモンに創業当時のポリシーがあるなら頭を冷やして、レベルに応じたメディアと組んで再出発してほしい。くり返すが、お金をおもちゃにしたらバチが当たる。
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◆東西冷戦時代のプロパガンダ放送よりレベルが低い
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あほやなぁ〜ホリエモンは。いくら破綻寸前の日本と
はいえど、まだなんとか頑張っている状態の時に自民
党御用放送局といわれる『フジサンケイ』に手を出す
とは。あのオウムでもそこまでしなかった。（オウム
真理教はソ連崩壊後旧モスクワ放送の機材を借りて、
日本の放送法が及ばない海外から日本向け日本語放送
を展開していた：オウム真理教放送）
そんなに放送局が欲しいのならコミＦと組めばいい
そうでしょ？いくらメディアと融合だって言っても、
放送業界ではずぶの素人。実績がない。ならば例えマ
イナーとはいえど放送免許を受けたれっきとした放送
局であるコミュニティFM放送局と組めばよかった。そ
こでしっかり実績をつけて、それなりに影響力を誇示
してからでも遅くはなかった。
お主、早まったな・・・
ニッポン放送（JOLF）は1242KHz。東西冷戦時代には、
9KHz上の（早い話が隣の周波数）1251KHzでモスクワ
放送が日本向け日本語放送を行っていた。当時の東側
も宣伝工作には湯水のごとくカネを突っ込み、日本向
けモスクワ放送は、ウラジオストックに送信所を設け、
1500kWという大出力で放送。ここまで大出力でやられ
ると、東京都内でニッポン放送を聞こうとしてチュー
ニングしても間違ってモスクワ放送を聞いてしまう。
ソ連邦はそれが狙いだった（といわれています）
ホリエモンの言う『メディアとの融合』には賛成です。
だったら、あんな超メジャーを狙わずに、鳴かず飛ば
ずのコミュニティFMと組めばよかった。コミュニティ
FMなんて全国で１７０局もある。１億ずつ出しても、
１７０億円で済む。もちろん、株式非公開だから、い
ちいち１７０局を回って交渉するとか面倒臭いことが
ついて回るが、やるだけの価値はある。今回のホリエ
モンは急ぎ過ぎ。
急いてはコトをし損じる
もっと言えば、株を持つ以外にも放送局に対してイニ
シアチヴを握る方法はいくらでもある。単純に広告出
稿という形で上得意になって威張り散らすのもひとつ。
私ならそうする。決して大株主なんぞにはならない。
だってそうでしょ。筆頭株主なんて常識で考えれば、
経営責任が及ぶ位置にあるんですよ。だから、素人が
放送局の筆頭株主や大株主なんぞになってはいけない。
コミＦだったら、みんな大喜びしたでしょうね(^_^)V。
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▼さぁ〜現在の日本国全体の財政赤字はいくらかな？
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
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