●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★アマチュア無線をはじめませんか?

jf3tbm2005-04-01



【写真:遠距離通信が可能な28メガヘルツ帯のアマチュア無線機。フルセット購入しても5万円でお釣がある♪】


3/30付・読売新聞17面に『地域FM』(コミュニティFM)を紹介する記事がありました。全国に177局もあるとかで、全世帯の25%が『可聴世帯』に入り災害時の情報伝達に注目を集めています。昨年10月に発生した新潟中越地震でも『FMながおか』が50Wに増力(通常20W)して大活躍しました。ところが『臨時災害対策局』の扱いを受けたのでCMが流せず結果的に減収を強いられています。さらに驚いたのは長岡市の言い分。『向こう(FMながおか)から協力を申し出たので経費負担はしていない』というんです。『被災者のために放送した局が倒産してもいいのか?』『何らかの補償システムが必要だ』と関係者が訴えるのももっともな話ですよね。電波法では『非常通信を行った場合、依頼者はその経費を負担する』と定められていますが、今回の場合は『局側からの自発的行為』と見なされ、市側は費用負担しないようです。結局は『民間自主防衛』しかないのかな・・・と思うんですねぇ。ならば、臨時災害対策局を取らず既存放送局と私設無線の連携しかないのでは・・・?


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆28メガヘルツ帯がオススメです♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


かつて、アマチュア無線の免許取得者数がうなぎ上り
で、無線従事者の有資格者数は100万人を超えてい
るんです。これは世界的にも珍しい傾向なんですよ。




でも、大半が『電話ごっこ』だった・・・




要するに、車に乗っている間の『ひまつぶし』なんで
すね。現在でも、ダンプ屋さんの車には無線のアンテ
ナがついていますし、長距離トラックの場合などは、
違法のCB無線や、パーソナル無線が搭載されていて
いまだに活気があるといいます。




アマチュア無線はどないなってんねん?




一時期、出る周波数を探すのも難しかった144メガ
ヘルツバンドや430メガヘルツバンドも運用する人
はほとんどいなくて、バンドはガラガラ状態・・・。




国民の財産なのに、もったいないと思いませんか?




放送局を1局立ち上げるのには莫大なお金と労力がか
かります。コミュニティFMでも、軽く1億2億のお金
がかかるんです。アマチュア無線を1局開局するには




20万円でお釣りがあります♪




1)資格取得費用………30,000円以内
2)免許申請関係………15,000円以内
3)無線機購入費用……50,000円以内
4)アンテナ購入費用…20,000円以内
5)車載設置工事費用…15,000円以内
6)交信証明制作費用…15,000円以内
7)無線連盟入会費用…10,000円以内
────────────────────────
      ★合計…155,000円以内




私の構想は『土着メディア』である『コミュニティFM
放送局』と『アマチュア無線』のリレーションシップ
を築くことなんです。




この構想が実現したら、市場がひっくり返ります♪




全国にコミュニティFMは177局あるんですね。各放
送局に、新規でアマチュア無線をやる人が100人ず
つ増えるとしますでしょ。




17,700局のアマチュア局が創出されるんです。




アマチュア局を開局に20万円として35億円の市場。
計算すれば簡単ですよね。ま、私が儲かるわけでもな
いんですが・・・。でも、時代は流れて、国産無線機
は国内の需要が減ったからか、品数も少なくなんだか
んだと付加価値?をつけて高額になっています。




海外製品が安くなっているんです♪




私が注目しているのは、短波に属する28メガヘルツ
帯。このバンドはどういうわけか海外でも人気が高く
いろんな種類の無線機が発売されています。中には、




エコー機能付きもある♪




無線の上でカラオケを歌うことはできませんが、自分
の電波に特長をつけることは可能なんですね。それよ
りもおもしろいのは、短波だから電離層反射を使えば
遠距離交信だって可能なんです。




大阪と北海道の交信なんて朝飯前♪




勘のいい人はおわかりかと思いますが『地域間交流』
が可能なんですね。この『地域間交流』が経済活性化
の大きなポイントになるんです。言葉が通じれば、海
外との交信も可能なんです。すごいと思いませんか?




地震や災害時に威力を発揮します




例えば、僻地が大きな地震震源地になったとします。
公共交通も道路も通信も寸断されてしまいます。新潟
中越地震の時もそうでしたが、地面に『SOS』を書
いて、救援ヘリコプターに救いを求める状況が一般的
です。ここに無線があれば車のバッテリーで運用でき、




被災状況や救援を伝えればいい




空中状態がよければ電離層反射で遠距離交信も可能で
超遠隔地に救援を求めることができるんです。それを
受けた遠隔地のコミュニティFMが独自に放送を通じて
物資供出を呼びかけることができるんです。




非常事態には行政情報が役にたたない




1)地域の情報伝達にはコミュニティFM放送を
2)地域の防災無線の予備回線には特定小電力無線を
3)中・遠距離通信の予備回線にはアマチュア無線
4)機動力ではタクシー無線を




これらのメディアを普段の暮らしの中に活用し、いざ
というときには、連携がとれる体制づくりが必要なの
ではないでしょうか・・・?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼さぁ〜現在の日本国全体の財政赤字はいくらかな?
http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (C) 2005 Taniguchi Tadashi
All Rights Reserved.