アメリカ大統領選挙でブログ活用が大きく報道され、それ以来爆発的に人気が出ている『ブログ』。コメントやトラックバックを駆使して、新たなコミュニケーションが図れ、どんどんと新しいつながりが広がる・・・表向きは『いいことづくめ』で伝えられていますが、裏に回れば『しつこいブログストーカー』が急増しているとか。どんな分野でもそうですが、利用者（底辺人口）が増えれば、当然ながらその分野のモラルやマナーが乱れ始め、やがて『廃退』の道をたどります。かつて爆発的に流行した『アウトドア遊び』も『アマチュア無線』も同様でした。さすがに携帯電話だけは生活に密着した上、課金制度がありどんどん次の機種やサービスが提供されていますので進化を続けていますが・・・。コミュニケーション・ツールはどんどん発展していても『コミュニケーション能力はどんどん低下している』のではないでしょうか。
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◆ネット病
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電車に乗っていると週刊誌の吊り広告で『ブログスト
ーカーが急増』という見出しがありました。
ブログストーカー・・・うまいこと言うなぁ〜
私も、ブログを利用していろんなことを発信していま
すが、このところ急増しているのが『スパムメール』。
その多さには辟易しますね。
朝一番の仕事は、スパムメールの報告作業！
ひとつ残らずプロバイダ−にスパムメールをいちいち
報告しています。おかげさまでずいぶん減りました。
でも、ヒマな人が多いんですねぇ〜
たぶん『ネット病』にかかっているんじゃないでしょ
うか。私の知人も『ネット病』について興味深い見解
を示してくれていますので、少しご紹介しましょう。
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┃Date: Tue, 19 Apr 2005 21:27:51 +0900
┃Subject:
┃From:
┃To: jf3tbm@yahoo.co.jp
┃
┃
┃
┃谷口さま
┃
┃ネット病というのがあるでしょう。
┃インターネットって、人間の脳の構造と似たところが
┃あって、言葉が脳の何かにぶつかると、とても痛い、
┃耐えられない、自律神経にビンビンと来る、という感
┃じなのではないでしょうか。
┃
┃
┃ほどほどにしないと、精神の平衡が失われるのではと。
┃
┃
┃皆さんがそれをどれだけ自覚しているか、ちょっと心
┃配ではあります。
┃
┃
┃何もそこまで言わなくとも、という方々はたいていネ
┃ット病にかかっていると私は思います。
┃
┃
┃でも、病気なのですから、正常な人はなるだけいたわ
┃ってあげましょう。
┃
┃
┃自分がどんな拍子でネット病にかかるかわからないわ
┃けですから。
┃
┃
┃私は脳というのをあまり信じておりません。
┃
┃
┃養老孟司さんがそのあたりをうまく表現されておられ
┃ますが、どんなクリエイティブなものでも、所詮は脳
┃細胞内での発火にすぎないわけですから。
┃
┃
┃でも、貴重な発火ではありますが。
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みなさんはいかがですか？
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ＴＢＭ総合研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
jf3tbm@yahoo.co.jp
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