●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★バリアフリー店舗ですか・・・?

あなたのお店は外から店内の様子が見えますか?。お店の入口に段差はありませんか?。インテリアや照明、味や素材も大切ですがお客さんが店内に入っていただけないと『こだわり』も『水の泡』ですよね。意外に知られていない『お客さんとのバリア』を点検してみましょう。いろんな角度から『バリアフリー』になっていないと集客できないんですね。商売でのバリアフリー身体障害者や高齢者だけを意識したものではないってことなんです。


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◆段差がある店は改善が必要
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飲食店まわり(これも大切なリサーチの仕事)をして
いると、同じようなお店でありながら流行っている店
とそうでないお店がありますよね。もちろん、接客が
どうだとか雰囲気がいいとか悪いとか、照明がどうだ
とか、味がいいとか悪いとかいろいろ要因があります。




でもハード系だけで考察してみると・・・




入り口に段差があるお店はそれだけで不利になってい
るということをお気付きでしょうか・・・?


1)路面店
2)地下の店
3)2階以上の店


だいたいこんな順番で集客率が変化しています。基本
的に気軽に立ち寄ってもらい『日銭』を稼ぐ飲食店で
階段の昇り降りがある店はそれだけで不利なんですね。




だって『しんどい』ですやん




何か明確な目的がある施設ならば段があろうが水たま
りがあろうがお客さんは我慢してきてくれます。とこ
ろが、気軽な飲食店などは『一段でも段があるだけで
お客は入ろうと思わない』んです。それは・・・・、




無意識に来客を拒否していることにつながっている




気を付けないといけないのは居抜き物件。なんで前の
オーナーがその店を手放したか・・・。案外『段』で
集客をバリアされて思ったほど売り上げが上がらなか
った・・・ということもあるんです。




段があるお店はよほど考えて特長づくりをしないと




入口に段差があったり、外から顔が丸見えのお店は、
まず間違いなく集客ができていません。さらに、そん
なことには気づかず、今日もお客さんを待っています。




だからいくら味や材料にこだわってもだめなんです




もっと言えば、天井が黒い店は圧迫感があるし、内装
が白い店は広く感じすぎて精神的に落ち着かない。ま
してや照明が青かったり、蛍光灯の光が目に入ってく
ると『お酒に酔えない』んです。




味や素材はいいんだけど、集客できていない店が多い




段差があるお店は『スロープつけたらいいやん』と思
う方が多いですが、集客施設の場合は『間口一杯まで
スロープにしないといけない』んです。極論すれば、




段差を見せない工夫が必要なんです




また、外から中が見えないお店は、お客側の立場から
すれば『とても不安』なので、これまた入る気がしな
いんです。特に昼間のお店で中が見えにくい場合は、
たいていが夕方くらいからしかお客さんが来ないんで
す。昼から営業していても、夕方からしかお客さんが
来なかったら、半日は眠っているのと同じでしょう。




結局は、1回転するかしないかの商いにしかならない




ということで、思い当たる節があれば早く改善してく
ださい。場合によれば無料出張査定もいたします。
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